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何事も面白く考えられる人たち

二日前のことなんですが、通勤中に事故に出くわしました。

ものすごい風雨のなか駅まで歩いていて、その途中にコンビニがあるんですが、私が傘であおられながらその前を通りすぎたころに、後ろからギュイイイイイイイイインという変な音と嫌な雰囲気の後にドーーーーン、バリバリ!というすごい音。

何!?と思ったら、車がコンビニの入り口にドーンとめり込んでた。

運よく正面は外れたようですが、傘立てはなぎ倒され、ボンネットはへこみ、柱にも傷がありました。でも見たところガラスは割れていない。

え、アクセルとブレーキの踏み間違え?駐車場に入るのにハンドル切りそこなった?とりあえず、な、なに?とりあえず運転手は無事そうだし、店も傘立てが壊れた以外は何も壊れてなさそうだし、店員さんや周りにいた人が集まってきていたので、私はその場を去ったんですが。。。

ビックリ!!

多分事故を起こそうと思って事故を起こす人はいないと思うけど、事故は突然やってくる。下手すりゃ私だって巻き込まれることもある。

気を付けよう。

この話を学生に「みんなも気をつけて」という意味で話しました。

たいがいは「先生、無事でよかったですね」「先生はケガしませんでしたか?(やさしい( ;∀;)離れていたから無事よ)」とか「雨の日は危ないからね」と言っていて、「そうだね、事故は加害者にも被害者になるのもよくないしね。みんなで気を付けよう」と話を締めました。

なのに。

1人の学生が

「でも先生!たぶんその運転手は早くコンビニに入りたくてがまんできなかったから、車のまま入ったんだと思います!急ぎすぎて車から降りるの忘れちゃった!」

それに乗っかってほかの学生が、

「そうですね!もしかしたらドライブスルーと思ったのかもしれない!」

「店員さんは『こちらへどうぞ~』と言っていませんでしたか??」

すみません、不謹慎にも笑ってしまいました。。。

「あーもうコンビニ行きたい!車いっぱいだけど我慢できない!車で行ってしまえー!ってなったの?」と思わず聞いてしまったら、みんなが

「そう!」

いやいやいやいや。。。。

「みんなの無事がわかってよかったね」という頭があるからこそ言えるんですが、次から次へとよくそうも面白いことが思いつくこと。

車で侵入するほど急いでコンビニに行く用事って何だろうと思ったらすごいおかしい。

出勤前にすごいところを見て、恐怖も覚えて、普通を装うのでいっぱいいっぱいの授業だったんですが、このやりとりで普段の私が戻ってきたのはいうまでもありません。

帰りにもまたそこを通りましたが、ほとんど何事もなかったかのようになっていました。運転手さん、その後もむち打ちとかになっていませんように。そして巻き込まれたのが傘立てだけでよかった。

事故にはみなさんもお気を付けください。




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