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無我の自然作用

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禅、機法一体、術から道へ
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記事一覧

対人実験

上手(うわて)は自然(じねん)。 認識を用いず、自然の作用だけ。 下手(したて)は同化。…

神の声に従う

タイトルは非常に怪しいものですが、 表現としてはまさに これしかないという感じでした。 0…

信じられないぐらい、幸せ

言葉で満足して、何になるのか。 知的好奇心を満たして、何になるのか。 いつまで、そんな下…

自助努力

これまでに身に着けた信念、概念、技術などを次々に捨て、 "自然"を妨げる制約を解いてゆく。 …

自覚なく

あえて書くと、手応えのない状態に耐えられず、 少しだけ確認し、手掛かりを得ようとすること…

残ったもの

私は役割に恵まれ、下手(したて)をずっと取らせてもらい、 それこそが既にそのものなのだと…

書けないということ

邪魔しているものを見つけて消し去るのではなく、 そのものである事で、そのものが消え去っている。 それは分かっているよ。 という感想を持つ方も多いと思います。 それでも、それを実践しているという実感がある時には、 既にそうではなく。 一瞬前にそうだったことを後から認識しているに過ぎない。 この違いを見失うのはとても簡単です。 そうなると、何が悪いのか、 永久に気づかずに彷徨い続けることができそうです。 指摘された問題点を手掛かりにするのも、 似たような状況を生むかも

雑記

本当に。  すごい。 それに自力では出逢わず、このような形で出逢っている私。 そんなもの…

笑う

ソフト剣をだらりと下げて持っていたのに、 何故か大きく振りかぶり、振り下ろしました。 自…

無垢

起こるままそれであること。 それは明白すぎるほど明白で。 「それ以外」が出てくる余地なん…

厳しい稽古

私から見たそこには、何かがすっぽ抜けたまま。 私は下手(したて)を取り続けながら、 叩き…

一閃

立ち合い。 反応する間も無く、気づくと首元に剣が添えられていた。 油断したのかと思ったが…

無形

初めて先生に剣を渡されて、どう構えるのかもわからず、 ただ両手にもって前にダラリと垂らし…

反応して完全に相討ちの間に入り、 自分だけ斬られていました。 気持ちの良いくらい綺麗に、 確実に死んだなという感じでした。 実際に死ぬ何かが意識される瞬間はなく、 ただ鮮明にそのように起きていました。 認識には受け入れがたい状況のはずですが、 直面している時にどうもこうもなかったと思います。 また、思い切り振り抜く事が許された状況で、 何かを起こそうとするのを見抜かれて動けず、 或いはその前を動かれるというのもありました。 主導権がこちらにない事を認めざるを得ない状