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No.13 『サッカー部』

中学校のサッカー部のときの話をします。
ちょっと長いかもでふ

こう見えても小澤サッカー歴が7年間あります。

小2ときに初めて小5のときにやめて中学3年間やって高1でやめました。
合計7年間
そうですヘタレです。


そんなやったりやめたりのサッカー歴のなかで中学生の頃はやめず3年間。


これには裏がありまして。
実は3年間とも夏休みの練習に一回も参加してません。
夏休みです!となった途端幽霊部員になる僕。
理由は簡単、外に出ると暑いからです。
部活に青春捧げた人からパンチされそうです。

比較的中学校から近い僕の家
夏休みのある日、部活終わりの同級生が『今度練習試合あるから練習試合だけでもこいよ』
今思えばめちゃくちゃいい奴ら、暑いからと家にこもる僕にわざわざ会いに来てくれてるのです
そんな熱い気持ちを、クーラーで冷めきった当時の小澤は『おっ、おう』とちょっと
引くのでした。


それからも何度かそんなことがあり、小澤は遂に思い腰を上げて練習試合へいくことになりました。
夏休みの練習に一度も行かない男の練習試合試合。

監督が俺を見て言います
『なにしにきたんだい?』
間違いないです。
夏休みになった途端消えた男が練習試合だけ現れたのです。キモいです。
小澤はまっすぐな目で答えます
『サッカーしに来ました』
名言っぽいめっちゃ当たり前のことをいう夏休みの練習に一度も行かない男
『おっ、おう』
監督もそんな俺にちょっと引くのでした

試合が始まり、当然ベンチの私。
後半もあと10分。
『お前、夏休みの練習なんでこなかった?』
こっちを見ずに監督がいいます。
『すみません勉強してました』
教科書など一度も見てない夏。平気で嘘つく小澤
『そうか、でもさ練習試合だけ来てどうするつもりなんだ、みんな汗水たらして練習しての試合なんだよ、分かるか?』
こっちを見ずに話しづつける監督
『はい』
それはそうだ。練習来てないやつが試合に出れわけないのだ。
『分かったら今度からちゃんと練習こいよ』
『はい』
『よし、あと10分ある結果残してこい!!』

いや試合出れんのかーい

まさかの出場機会です。
まあいい、ここで点数いれれば、練習行かなかったこと帳消しになるくらいかっこいいし、明日から練習も参加しやすくなるだろう!!
交代の笛がなりピッチに立ちます。
自分のすぐ後ろにはキーパーとゴール


いやディフェンスかーい

残り10分、ディフェンスで結果残すてなに?
まあやるしかない!

かかってこい!!!





夏休みの練習に一度も行かない男はこのあと、相手に2点を献上し、チームを負けに導き、また家にこもるのでした。





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