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【関連記事まとめ】アイスタイル、アリババと共同で中国版「@cosme ベストコスメアワード」新設ほか

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<2019. 12.2-12.9 BeautyTech関連記事まとめ>
今週は、アイスタイルがアリババグループと共同で「@cosme ベストコスメアワード」中国版のTmall内での創設を発表。海外では、ランコムがパリに新しい旗艦店をオープン。また、中国はマイクロビーズを含む化粧品の製造を2020年内をめどに禁止し、有害な成分を含む既存製品については2022年末までに禁止するとした。

■肌測定AI搭載、おすすめ化粧品を提案するアプリ「viewty」正式リリース

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出典: PR Times

肌分析AIがコア技術のビューティテックスタートアップ、Noveraは、化粧品販売員やメイクアップアーティストなど200名以上の協力のもとに開発した肌測定AIを搭載するアプリ「viewty」を正式リリースした。顔写真を撮影すると、しわやキメ、シミなどの8項目で測定と評価を行い、このデータをもとに、約2万点の化粧品アイテムからおすすめの商品を提案する。さらにプロの声優を起用した音声ガイド機能もあり、化粧品カウンターでカウンセリングを受けているような体験ができる。(12月2日)

PR Times:
AIがあなたのスキンケアを考える、スマートフォンアプリ「viewty」が2019年12月2日(月)正式リリース!

■Harry’s、買収したエッジウェル・パーソナル・ケアとともに次世代型メンズケア・プラットフォーム構築へ

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出典: Global Cosmetics News

シェービングブランドのHarry'sは、5月に買収を表明したエッジウェル・パーソナル・ケアと協力し、次世代のトータルメンズケア・プラットフォームを構築することを発表した。Harry'sでは新しくスキンケアやヘアケア、バス製品をローンチ予定で、シェービング&グルーミング商品とあわせて、男性向けに広範囲のパーソナルケアを提案する。同社は、オンラインでの展開からはじまったが、ウォルマートやターゲットなどでの店頭販売にも進出しており、製品ラインナップの拡大によりスケールアップを図る狙いとみられる。(12月3日)

Global Cosmetics News:
‘Together We’ll be a Next-Gen Men’s Care Platform’: Harry’s UK Gm On Edgewell Deal

■アイスタイル、「@cosme ベストコスメアワード」中国版をTmall内に新設

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出典: Fashionsnap.com

@cosmeを運営するアイスタイルは、アリババグループのECモール「天猫(Tmall)」内で、「@cosmeベストコスメアワード」の中国版にあたる「@cosme ベストコスメアワード with Tmall」を新設した。2020年より毎年12月3日に、日本と同時に中国でもアワードを発表する。「@cosme ベストコスメアワード with Tmall」では、日本国内で発表する@cosmeベストコスメアワードの選出商品のなかから、Tmallで評価の高い商品を表彰し、両国で支持されていることをわかりやすく示して、商品の認知向上や購買促進を目指す。(12月3日)

Fashionsnap.com :
アットコスメ「ベストコスメアワード」の中国版発表、アリババグループと共同

■三越伊勢丹とANA、世界初アバターだけが買い物できる専門店を期間限定オープン

三越伊勢丹とANAホールディングスは、遠隔操作が可能なアバターを利用してのみ買い物ができる専門店「avatar-in store」を、コレド室町に12月24日までの期間限定でオープンした。同店に設置された、頭部に10.1インチのフルHDディスプレイを搭載したアバターロボットを通して、三越伊勢丹の販売員の接客を受けながらショッピングする方式。同店を利用したい人は、事前に専用サイトで会員登録し、30分単位で店舗の予約が必要となる。(12月4日)

トラベルWatch:
ANAと三越伊勢丹、世界初のアバターによる“瞬間移動ショッピング”専門店「avatar-in store」を期間限定オープン

■美容クチコミアプリ「LIPS」、「Google Play ベストオブ 2019」部門賞受賞

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出典: PR Times

美容に特化したSNSプラットフォームのコスメクチコミアプリ「LIPS」は、2019年に話題になったゲームやアプリを選出して表彰する「Google Play ベスト オブ 2019」のユーザー投票部門にノミネートされ、生活お役立ち部門の部門賞を受賞した。また、ニュースアプリ「SmartNews」の専用コンテンツチャンネル「チャンネルプラス」にLIPSチャンネルを開設した。「LIPS」は2017年にリリースされ、商品レビューやユーザーコミュニケーションのほか、トレンドなどの情報を提供、累計ダウンロード数は400万以上。(12月4日)

PR Times:
美容クチコミアプリ「LIPS」 、Google Play ベストオブ 2019 生活お役立ち部門にて部門賞を受賞!
新作コスメやメイク情報が満載な「LIPS」チャンネルがSmartNewsに登場!

■ランコム、パリに新しい旗艦店をオープン

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出典: Global Cosmetics News

ランコムは、パリ・シャンゼリゼに「ランコムの幸せな世界」を体現する旗艦店を新規オープンした。年に5回テーマを変えたポップアップストアを設置するディスプレイエリアのほか、デジタルとリアルの双方で没入感のある体験ができるブースや、美容のエキスパートによるサービス、パーソナライズアイテムの提案、コンサルティングスペースなどを設けている。新旗艦店の開設に先立ち、ランコムはフォーブル・サントノレの旧店舗を閉鎖しており、より広い新店舗で観光客の誘致や現地顧客の増大をもくろむ。(12月5日)

出典: Global Cosmetics News
Lancome Opens Paris-Based Flagship Store

■Schwan CosmeticsがRevieveと連携、肌解析技術導入でパーソナライズを提案

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出典: Global Cosmetics News

ペンシルタイプの化粧品で知られるSchwan Cosmeticsは、フィンランド発のビューティテクノロジー企業のRevieveと提携し、Revieveが有する肌解析技術やバーチャル・トライオン技術をSchwan Cosmeticsのサイトに導入した。ユーザーが顔写真をアップロードすると、肌の色みや輝き、瞳の色などを評価し、アルゴリズムが個々の肌プロフィールに即した化粧品を提案する。またオンラインで商品をバーチャルに試すこともできる。(12月5日)

Global Cosmetics News:
Schwan Cosmetics Partners With Revieve To Provide Personalised Beauty Experience

■中国が2020年末をめどにマイクロビーズを含む化粧品の製造を禁止へ

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出典: Global Cosmetics News

中国は2020年末をめどに、マイクロビーズを含む化粧品の製造を禁止し、有害な原料を含む既存の製品については2022年末までに全面禁止する。この決定は産業構造調整指導目録(2019年版)を通して発表され、2020年1月1日から施行される。世界で第2位の化粧品市場を持つ中国が、英国、米国、ニュージーランドなど各国で実施されている、化粧品に含まれるマイクロビーズ禁止の世界的な動きに続くことになる。
(12月5日)

Global Cosmetics News:
China To Ban Production Of Cosmetics Containing Microbeads By 2020 End

Text: 佐藤まきこ(Makiko Sato), 編集部
Top image: freestocks.org via Unsplash

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