同じメッセージを一瞬で魅力的にする方法
こんにちは。鈴木貴之です。
最近、とっても感銘を受けたDMが届きました。
何が書いてあったかと言うと、そこは詳しく覚えていないのですが、その商品を開発した人からの手紙、という形のDMでした。
その人が体験したストーリーがあって、そこで問題に出会って、それを解決したいと思って、色々と試行錯誤の末に商品開発をしたという話です。
それを読んで思ったのは、
「これ、めっちゃ効くんじゃない?!」
ということ。
残念ながらその商品のターゲット層ではなかったので購入には至りませんでしたが、すごく心を揺さぶれたのは確か。
クレジットカードを取り出そうとポケットに入っていた財布を取り出したくらいです・・・
・・・
・・・
・・・
それから数日たち、落ち着いた気持ちでそのDMをもう一度見てみました。
心を動かされた文章と言うのは往々として自分のビジネスの役に立つので、心がクールダウンした後で見るようにしているのです。
そこで分かったのは、
「実はそれほど大したこと言っていないな」
ということ。
調べてみると、同じような商品がたくさんありました。
でも読んだ時は心が動いたのです。
なぜかと考えてみると、それは①開発者からの手紙で、②ストーリーが入っていたからだ、と言わざるを得ません。
会社からのDM、誰かからの手紙
多くの場合、DMは「会社から」のものとなっていることが多いです。
それって、受け取りてから見ると読みたいかと言うと読みたくないですよね。
だって、多数の人に当てた無機質なメッセージなんて誰が読みたいか、ということです。
ここから一つ言えることは、もしDMを出したいのであれば(もしくはメールでも良いのですが)「人」からの手紙にするということ。
誰が言っているか? は大きな影響力を持ちます。
だから、ターゲット層に好かれている芸能人がCMで使われることが多いのです。
だから、
あなたの会社から送られるDMを
芸能人からの手紙にしてみる
(その地域だけの有名人であれば安く済むことが多いです)
スター顧客からの手紙にしてみる
会社の社長からの手紙にしてみる
開発者からの手紙にしてみる(上のように)
そうすることで、本質的にはあなたの会社からのDMと内容が同じでも、全く違うものとして受け取ってもらえるようになります。
ビジネスは人と人とのつながり
時々、私たちはビジネスを無機質な感情のないものとしてとらえてしまいます。
だから、その延長線上で見込客や顧客のことを考えてしまう。
でも、実はそうじゃないんです。
人と人とのつながり。
そこから価値とお金の交換が起こります。
それは、「誰かの役に立ちたい」という人と、「お金を払うことで利益を受け、かつその人を応援したい」と言う人のつながりです。
例えば、同じような保険を受けられるとしても、誰から保険を買うかは「人」に大きな影響がないでしょうか?
私も保険を売っている人の知り合いが複数いますが、その中で「保険を頼もうかな」と思った時に頭に浮かぶのは2,3人です。
ぜひ、あなたのビジネスの強みを伝える時、セールスメッセージを伝える時。
無機質な会社からのメッセージではなく、
それを
心がある、人からの手紙に変えてみてください。
内容は同じでも、受け取られ方が変わります。
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