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新規サービスのプロトタイプ開発前に、インタビューから分析してみた

 クラウドファンディングまで2ヶ月、と迫ってきました。開発も急がなくてはなのですが、一旦立ち止まって、ユーザーインタビューを行いました。

まずつくろうと思っているのがこちら。

まだクラウドファンディングのページとしては未完成ですが、「誰でも、簡単に、楽しく、滑舌トレーニングが自宅でできる」そんなサービスを開発したいと思っています。

昨年学んだ、インタビューと上位下位分析を使って、ニーズに対する考察を深めてみました。

インタビュイーとヒアリング項目

ターゲットのイメージは、

・30代後半。
・研修講師など、人と話すことが仕事。
・コロナの影響で「人と話す機会が減った」と感じている。
・滑舌がいいとは思っていないが、改善するために具体的に何かしているわけではない。

と、ざっくりこんなイメージを持っていました。なので、このイメージに近い友人を探し、インタビューをさせていただきました。

インタビュイー:某研修会社で働く元エンジニアの研修講師Sさん(37歳)

■インタビューの流れ
・アイスブレイク
・ざっくり今研修講師として抱えている課題
・その中での「滑舌」の優先順位
・滑舌トレーニング経験の有無とその理由
・滑舌トレーニングAIの企画の説明
・プロトタイプを使ってみての反応
・その他

インタビュー結果の上位下位分析による考察


 UXデザインの手法の1つである、上位下位分析という手法でインサイトを発見しようと試みました。

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 この中で発見だったことは、

・「成長したい」より「不安をなくしたい」の方がニーズは強い
・「自分の良さを活かした成長がしたい」
・スマホゲームが好きだけど、自制心で抑えている
・ほっと一息できる、ストレス発散の何かが欲しい

ということでした。


そして、滑舌トレーニングについて面白い話としては、

・滑舌トレーニングは興味はあるが、「敷居が高い」「大変そう」というイメージがある。
・課題としては持っていても、他にも課題がたくさんあり、直近で解決したい課題にはなっていない。

という話でした。だからこそ、滑舌トレーニングをライトに受けれるのであれば、発想は面白い、という感じでした。

またインタビューの中で出てきた話としては、

「スマホゲームが終わった後は虚しくなる。その虚しさのない、意味のあるゲームがあったらやってみたいかも。」

そんな言葉もありました。

色々発見は得られたので、もう少し深めて、UXデザインに落とし込んでいこうと思います。

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