初心忘るべからず~明元素感~

 NCGの一員としての抱負を書く前に、そもそもなぜ私がこの会社を選んだのか、について少し触れておこうと思う。そして、最終的にNCGの一員として私には何ができるのか、どのように頑張ろうとしているのかを述べて抱負にしたいと思う。

NCGを選んだ理由

 ぶっちゃけた話、私は最初からネオキャリアが第一志望だったわけではない。将来の夢も特になく、何がやりたいのかすらわからずに、手あたり次第会社を見ていくというスタイルで就活をしていたが、徐々に自分の中でゆずれないものや原動力がわかってきて、就活の軸を決めることができた。
原動力:人のためになること、役に立つこと
  軸:1. どこで働くかよりも誰と働くか
    2. 若手でも活躍できる風通しの良さ
    3. 会社が社会に提供する価値に賛同できるか
    4. やりがいをもって働けるか
              5. 会社の理念が浸透して、全員が同じベクトルで働いているか
               (会社のチーム感)
 何になりたい、何がやりたい、それがわからなかったからこそ、私は仕事内容よりも働く人や会社の雰囲気、理念、価値観を重視した。しかし、これらの軸はあくまで過去の自分の価値観から形成されたものであって、具体的に将来自分がどう在りたいのか、どういう人生を歩みたいのかというような未来を見据えたことは含まれていなかった。
 つまり、過去、現在、未来が点でしかなく、線で結ばれていなかったのである。それに気づかせてくれたのが、ネオキャリアの方だった。その方と話すなかで、自分がどういう人間になりたいのか、そのためにはどんな要素が必要か、それを得るためにはどんな環境が良いのか、など将来を考え逆算することを教えてくださった。
そこで出た答えが、
   「出会ってよかったと思われる人間でありたい」
   「周りから信頼される人間でありたい」
つまりは
   「人間力が高い、経験値が高い、期待を超える人」
そうなるためには
   「幅広い人脈をもち、若いうちから多くの経験を積む」

過去から得られた軸と未来を繋げて考えた時に、どこの会社がベストなのか……

                 ネオキャリアだった。

「お客様と」「仲間と」「未来の自分と」ともにえがく、みらいを。
 この言葉の意味を知ったとき、私と一致する価値観、考え方であるととても腑に落ちるところがあった。そして、誰もが無理だろうと考えるようなことに本気で挑戦する、そして実現する、とてもわくわくする会社だとも思った。この会社で成長したい。これが私がNCGを選んだ経緯である。

NCGのビジネスモデル

 ネオキャリアは、ご存じの通り、少子高齢化という最大の国家課題に対して、労働力確保、労働生産性向上という2つのアプローチから、保育、介護、希少人材、テクノロジーの領域においてサービスを展開し、「成長し続ける」という経営理念のもとに成長している会社である。私はこれまで、社会でどのようなことが起こっているのか、社会課題はなにか、政治、経済、外交など、考えたこともなかった。しかし、これまでの課題のテーマであった「地方創生」や「AI時代」など、調べていくうちに社会には課題が山積みで、これからの社会を担う私たちは無関心ではいけないと感じた。そこで、「テクノロジーを駆使し、 社会の課題を解決する価値あるサービスを創出していく」というNCGのビジネスモデルにちなんで、社会課題解決に関連するトピックについて少しだけ紹介する。

画像1

 https://imacocollabo.or.jp/about-sdgs/
 この画像はSDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」を示したものである。SDGsは2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標である。17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されている。1~6の目標を見てみると、貧困や飢餓、健康や教育、さらには安全な水など開発途上国に対する支援に見える。しかし実際には、日本の子どもの6人から7人に1人が貧困だと言われていたり、ジェンダー平等に関しても2018年12月に世界経済フォーラムで発表された数字によると149カ国のうち110位と、とても低い数字になっていて、これらの目標は先進国である日本国内でも当てはまることだと言える。7~12に関しては、エネルギーの話、働きがいや経済成長の話も出てくれば、まちづくりの話まで出てきている。これらはまさに先進国である日本も密接に関係する目標である。13~17は、気候変動の話、海の話や陸の話まで出てくるため、開発途上国や先進国だけの話ではなく、もっと包括的な話になってくる。
 さらに詳しく、169のターゲットも見てみると、「~半減させる」という具体的な目標もあれば、「~十分な保護を達成する」という漠然としたものも含まれている。そのため、169のターゲットのさらなる詳細版である具体的な数値目標が書かれた232の指標が策定されている。この数値目標は国連ハイレベル政策フォーラムという枠組みにより、進捗状況をモニタリングされている。SDGsを理解するときには、17の目標、169のターゲット、さらにその下に232の指標がある、3階建てのビルだと考えると分かりやすいかもしれない。ここで日本政府におけるSDGsの動きも触れておく。

画像2

 https://imacocollabo.or.jp/about-sdgs/
 2019年年初に発表した「SDGsアクションプラン2019」に沿って代表的な取り組みを見てみると、①は経済やビジネスの観点から、②は地方創生の観点から、③は女性活躍推進、高校無償化、高齢化など主に人にまつわる観点から推進されている。見ての通り、「地方創生」「女性活躍推進」「高齢化」など、ネオキャリアとリンクする接点が多くある。つまり、当たり前のことではあるが、ネオキャリアが掲げているミッションやビジネスモデルは現在の日本社会の状況からも理にかなっているといえる。そして、ネオキャリアが価値提供、社会貢献し、成長していくことが、日本政府が世界に宣言している目標すらも達成する手助けとなるのである。NCGの一員となり尽力することが、日本社会のためになると考えると、やりがいしか見いだせない。

NCGの一員として

 とは言っても、私はまだ学生である。バイトはしているが、社会にはまだ出ていないに等しい。そんな私がどうやってNCGの一員として活躍していくか。先月の「AI時代で人である自分が活躍するためには」というテーマのnoteにおいて、カスタマーファーストの心、行動力、応用力を大切にしていきたいと述べた。今回はこの3点についてより具体的に述べたいと思う。
 まずはカスタマーファーストの心。自分がどうしたいかではなく、相手は何を望んでいるのか、相手にとってのベストは何なのか、そのことを第一に考えて行動していきたい。プレゼン資料を作ることにおいても、営業においても、事務作業一つをとっても、自分の目の前の利益だけではなく、どうやったら相手のためになるのか、何が必要なのか、時にそれが自分を犠牲にすることになるにしても、それが信頼貯金に繋がり、いずれは自分や会社に返ってくるのではないかと考える。例を挙げるとすれば、営業をかけたクライアントのニーズを把握していく中で自分のサービスよりも他社のサービスの方が適していると思えば、その情報提供も行い、無理に自分のサービスを買ってもらうことに執着しないということである。目先の利益だけを追求し、無理矢理にでも契約締結させることがあったとすれば、その時点では自社の利益にもなるし、営業をかけた本人の実績になるかもしれないが、そのクライアントとの関係はそれっきりとなり、悪い評判が流れ、信頼が失われていく。カスタマーファーストの心なくしては、先々のことを考えると本当の利益とは言えないし、信頼貯金という一番の財産もなくなるのではないだろうか。社内ではカスタマーファーストの心を持つことで、信頼が生まれ、任せていただく仕事が増えたり、人脈形成にも繋がり、多くのチャンス、きっかけが増えると考えられる。
 2つ目に行動力。先ほども述べたように、私は、まだ社会を知らない。社会を知るためにも、NCGの一員として価値提供をしていくためにも、経験が必要不可欠である。失敗を恐れずに果敢に挑戦し、チャンスを自ら掴みにいく。この姿勢が、待ちの姿勢よりもよっぽど身につくと考える。自分の目で見て、耳で聴いて、肌で感じて、時には怒られることもあるだろうが、足で稼ぐことは成長への一番の近道ではないだろうか。そして、この行動力に関しては、自分一人ではなく、いかに周りの上司、先輩、同期、たくさんの人を巻き込めるかというのが重要であると考える。新卒が一人でできることはたかが知れている。自分の強み、弱みをきちんと把握し、周りの人に頼ること、人の意見や指摘を素直に受け入れること。そして、たくさんの人を巻き込む以上は自分の行動に責任をもつこと。自ら学びにいく、経験を掴みにいく行動力は大切にしていきたい。
 3つ目に応用力。端的に言えば、1を言われたら10を理解するよう努力することである。入社一年目はわからないことが多いことはしょうがないことだが、一度質問したことを再度質問することはないように、そして、1つ教えていただいたら、そこからひとつでも多くのことを汲み取るように、他のことにも派生して考えられるように意識すること。そのためにも、当たり前のことではあるが、メモを常にとっておくことや、わからないことがあったときに、すぐに質問するのではなく、一度自分で考えて、質問する時には「私はこう考えたのですが…」という意思表示も行うことを実行していきたい。


 最後に、社会人になったらたくさんの壁にぶつかると思う。本気であればあるほど、失敗や悩みは増えるだろう。そんなときに支えとなるのは初心だと考える。最初に述べたNCGを選んだ理由、自分はなんのためにこの場所にいるのか、なんのためにこの仕事をしているのか、選んだのか、そこを忘れなければ、どんな壁がそびえたっても強い意志をもって乗り越えていける。明るく、元気よく、素直に、感謝の気持ちを忘れず、上述した3つのことを常に頭において、早く一人前のNCGの一員となれるよう努力していきたい。そしていずれは最速リーダー昇格、社員総会で表彰されるほどの人材になる。
 まずは来週に迫っている事前研修。NCGの一員となる土台づくり。目標は

          個人順位一桁台、チームはTOP3

実のある1週間となるように、少しでも成長できるように自分の限界を超えていきたいと思う。超成長!!!!!!!!!!!






龍井亜伽里






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