伝統と正義
日本という国は、人間関係がとても伝統的。
それは、年長者を敬い、仲間を大切にし、後輩は厳しく指導しつつ優しさで包んであげる。
素敵な文化だと思う。
でも、、、
でも、、、と日本の外にいる私は言う。
でも、、、その後が書きにくいけれど、ちょっと書いておきます。
でも、年長者が尊敬できる人じゃなくて、仲間もそんなにいないし、後輩は指導できるようなタイプじゃない、、、こともある。
そんなことって、ないですか? 私だけですか?
別に欧米の価値観だけが素晴らしいとは言わない。
日本は素敵。
でも、、、って、やっぱり思ってしまう。
結局、安倍元首相は、パリのひろゆきさんが言うように、無敵の人をたくさん作った責任がある。
票が欲しいから、悪い組織と知りながら統一教会を支援してしまった。
まわりが忖度して、統一教会の献金のひどい部分を放置してしまった。
いや、多少は法律的な配慮はしたみたいだけれど、もう不幸な人をたくさん作ったあとで、遅すぎたんだと思う。
票をくれたり、選挙を手伝ってくれる「仲間」だからって、何でも許してしまったら、名誉ある地位にいるのに、そんなのだめだよ。
とても長い長い軌道を描いて、ブーメランが自分に戻ってきたんじゃないかな。
自分もいつ投げたかわからないブーメランにあたって命を落とした。
それも覚悟で政治家やっていたのかな。
とても個人的な印象では、育ちのいいおぼっちゃまで、仲間には優しいオジサマという感じだった。
晋三さん、人としては、悪い人じゃなかったと思う。
だから、お気の毒でした。彼の魂が、安らかにお休みになられることを祈ります。
でもね、、、また「でも」だ。
でも、正義は正義。けじめはけじめ。
変な宗教を擁護する立場じゃなかったんだよ。
欧米では、政治と宗教とか、もっとすっきり分かれている。
構造的に癒着してしまうことに敏感で、不健康にならないように、もっと注意しているよ。
どんな国も100点じゃないけれど、だからって日本が100点を目指さない理由にはならない。
日本って、100点が好きな国じゃなかった?
だれもが幸せになりたい。でもなれない。
不幸せの原因は、だれのせいでもなかったりする。
幸せになれないときは、生きる場所を変えてみるのもいい。
新しい人生をやり直せば、抜け出せない憎しみや悲しみから解放されるかもしれない。
山上さんは、自分の人生を捨てるようなことをした。
それは、とても悲しいことで、安倍さんも巻き添えになってしまった。
どうしたって世の中から苦しみは消えない。それでも、他人の幸せを奪うような悪を放置していたのはよくないよ。
リーダーは、正義を大切にしなきゃいけない。
力がある人は、人の不幸を軽減する努力をしなきゃいけない。
じゃなきゃ、そこは地獄だから、傷つきやすい人は死んじゃう。
私は死にたくなかったから、海外にいる。
もう日本には戻らない。
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