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エッセイ的なもの

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生活のなかで思ったことを書き連ねてます。
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#感謝

初個展を終えて。

初個展を終えて。

2021年12月16日(木)〜12月20日(日)に、岐阜県岐阜市にあるギャラリーマナンティアルにて、ギャラリーでの初個展「ココカラヒラク」を開催した。

約100点のパステル画やアクリル画の展示。約1年間かけて制作したものをお披露目する集大成な展覧会となった。

その時の自分なりに精一杯制作したものでも、後から見返すときになる部分があったりとする。一部修正したものはあるが、ほぼその時のままで並べた

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無力を感じた1年。

無力を感じた1年。

ぼくは、ひとりじゃなにもできない。そんな無力を感じたのが2020年かもしれない。坂口恭平さんじゃないけど、流れてないとか楽しくないって感覚の時は自分は動いてない。ただ頭であーだこーだ考えてるフリ。多少はなにかしら考えがあるかもしれないけど、同じようなことを堂々巡りのように繰り返している。気がつくと、1日が終わって、1週間が経ち、1か月、そして1年が過ぎていこうとしている。

2019年12月に躁鬱

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#この街が好きだ

#この街が好きだ

ぼくが住んでいるのは岐阜県。はじめて足を踏み入れたのは、17年ほど前の18歳の頃のこと。そのときまで、岐阜という名前は聞いたことはあるかなくらいで漢字で書くこともできないし、地図上でもどこにあるの?というくらいのものだった。

パートナーと付き合って、岐阜によく来るようになった。当初は他県に住んでいて、150km離れた遠距離でのお付き合い。月に2回ほど電車を乗り継いで会いに行っていた。来た時に奥飛

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縁

傘を差して歩いていた。用事があり、外出していたのだが、天気のように気分は不安定だった。

パラパラと降る雨は徐々に靴の中を侵食していき、まだ家まで距離はあるが、中はグズグズになり、不快指数は高まっていた。

イヤホンで音楽を聴いていても溜息をつきたくなるほどに憂鬱な中、閑静な住宅街を歩いていると、100mほど先からおばあさんが歩いてくるのがみえた。特に変わった様子はないようにみえた。

3mほど近

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独自の世界を泳ぐ彼。

独自の世界を泳ぐ彼。

今のパートナーとは付き合って、15年を越える。よく言う「家族みたいなもん」。そんな感じだ。

年上の彼は、仕事は自営業でほぼ休まずに働いている。飲食店なので、いつお客さんが来てもいいように開けている。というより、家でじっとしてるのが嫌というのが正解かもしれない。そのお陰もあって、何十年と愛されるお店を営んでいる。 

なぜ、こんなに元気なんだろう?と、考えたことがあった。"ストレス"の発散が上手に

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