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ハリボテの内側の笑われる話

副業を容認している企業は55%

パーソル総合研究所による先月のニュースリリースによると2018年比で3.8ポイントの改善しています。

この数字を見ると、過半数の企業では副業による自己実現ができるのではと期待をしてしまいそうですが、実際はそんな寛大な企業は少ないのではないでしょうか。

高度経済成長期から受け継がれたメンバーシップ型雇用が息づく日本企業で、ベテラン管理職が中堅・若手社員の副業を推奨するケースは稀有です。

会社員は、かねてより組織に奉仕する姿勢を求められてきました。


上司が帰るまで帰れない夜があるのは当たり前なのか

社内ミーティングで一日が終わって、何か成果はあったのか

偉い人が考えた企画だからと忖度で稟議が下りていないだろうか


先日、シンガポールで行われている異文化勉強会にお声かけいただいたので、日本の働き方や評価制度の一例として、パーソルのリリースと現場のギャップを語ってきました。

どうやら日本文化は世界では特殊なようで、一様に笑って聞いてくれました。

シンガポール人も、中国人も、アメリカ人も、ベトナム人も、タイ人も。


ただの笑い話になるところでしたが、メンバーの中に日系企業で働いた経験がある方がいて救われました。

「みんな、佐藤氏の話は本当だ」と言ってくれたので、ちゃんと勉強会っぽくもなりました。


笑われてますよ、私たち。

それに教材にされちゃってます(しちゃいましたすみません)。


反面教師としてではなく、世界のビジネスピープルが働きにくるような日本にしていきたいですね。


副業、もっと一般化しないかなぁ。。。





こちらでも記事をたくさん書いています。


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