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市場価値を知るためにビズリーチに登録した

「転職しなくてもビズリーチ」

以前広告で流れてきて、思わず指を止めてしまったコピーです。


ビズリーチは業界でも名の通ったハイクラスの転職サイトです。

それなのに大々的に”転職しなくても”と謳うのが面白くて、ついつい目と心を奪われたわけです。

もちろん、誰も転職しなければ売上につながらないので、まずは職務経歴を入力して、どんな会社が声をかけるか試してみましょう、と促しています。

転職は勇気が入りますが、自分にどんな選択肢があるか興味がある人は多いでしょうから、登録するハードルが下がりますね。


少し前に流行った本『転職の思考法』でも、自らの市場価値を分析してからどんな組織が適しているかを検討する手順で展開していました。

(↑ビズリーチのリンク含め、アフィリエイトでないのでご安心ください。出版社ページへのリンクです)


転職する上で最初に考えるのは、そもそも転職が必要かどうかです。

この思考法を地で行く転職サイトが出てきたわけです。

転職する気はないけど、、、

ビズリーチ、早速登録しました。

情報を入力していくと転職希望時期を選択する欄があります。

半年以内に、1年以内に、、、とある中で、今は転職を考えていないの項目があります。

広告に偽りなしですね。

登録が完了すると、企業やスカウトからメッセージが来ます。

その際に、どのような業種、職種、待遇で提案がくるかで自分の市場価値を測るわけです。


もし会社を辞めたら、どんなところが就職の候補になるのか事前に把握できます。

年収アップの声かけが多ければ現在はスキルを持て余している可能性がありますし、反対に現在の会社よりも劣って見えるスカウトしか来ない場合は、今の待遇に見合うように頑張らないといけませんね。

どんな反応であれ、キャリアを棚卸しして客観的な評価を知るのは有意義です。

本当に転職する気はないのですが、私にも想定以上に年収アップ提案があったので少し気持ちが揺らいできました。

とりあえず、来週の火曜に面談を受けてきます。


転職する前にパブリックスピーキング

ビズリーチに限った話ではありませんが、転職に欠かせない職務経歴書では自らの経歴を整理して文章でアピールしなければなりません。

大体文例が用意されているので、それに沿って当てはめていくのも可能ですがテンプレに毛の生えた自己紹介で優良企業と出会えるかどうかは疑問です。

経歴が大切なのは言うまでもありませんが、それを伝える表現力も重要です。

パブリックスピーキングにはピッチと呼ばれる短いプレゼンテーションがあります。

端的に魅力を説明して売り込む術です。

ITのスタートアップが資金調達のために金融機関へプレゼンテーションをするのが有名です。

彼らは時間のない投資家に事業の優位性をコンパクトに説明しなくてはなりませんから、どのような表現を用いるか、何をどういう順番で伝えるかを考え抜きます。

優れた事業であっても良さが60%しか伝わらなければ、60%の力で勝負しているのと同じです。

全てを伝えきるために論理と修辞(表現力)を磨くのですね。


CSAではパブリックスピーキングを学んだのちに転職を決断する人が多いです。

キャリアとプレゼンテーション能力の掛け算でステップアップできるとなれば自然な行動です。

話す力・書く力の向上は、市場価値に大いなる影響をもたらします。

次のステップを考えている方も、そうでない方にも学ぶ価値があります。

転職しなくてもパブリックスピーキング!




【その後、実際に面談してきました(下記記事)】


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