夢日記 No.101
「耕うん機を見せてもらっていると、上についている
回転するものに恐怖を感じる。」
高所恐怖症のように回転物恐怖症というのが
あるのかは知りませんが、この夢を見た後に
以前のエンジニアとしての仕事で、高速回転する
機械に恐怖を感じていたのを思い出しました。
回転するものに引きずり込まれるような実際の事故は、
機械設計の時に協力会社からの報告でいろいろと
見ていましたので、そういったイメージから生まれた
身体的な恐怖なのかと思っていたのですが、
別の見方として、
ヨガの世界では、チャクラは頭頂に向かうほどに
高速に回転しているという考えがあるそうです。
そういった高い回転数のチャクラを内心怖がっている。
つまり、自分が高い周波数の感覚を理解することを
怖がっている。と解釈できるなーとも思った夢です。
耕うん機という、畑を耕す機械の話ですが、それは
「私という畑を耕す」と考えても面白いと思います。
哲学は、現実的に納得できる感覚や概念から始まり、
そこから論理的に解釈を進めた上で、抽象的と思われる
ような領域さえも実感の匂いとして感じられるように
なる為の”はしご”だと思います。
そんな哲学に興奮する私は、そんな形而上学的と言えるような
感覚に憧れていながらも、同時に怖がっているのかもしれません。
そんな事を思い起こさせる夢でした。
ちなみに、補足ですが、
チャクラと音という考え方では
一番下のチャクラほど、低音で表現されていて、
絵としてなら花弁の数が少ないものとして描かれます。
これを回転ととらえれば、一番下のルートチャクラが最も
低速回転で、一番上のサハスララチャクラが最も高速回転
というのも納得がいきます。