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「痒み」に対応する私の最高到達点

自分でできる肌の痒み対処法&治療法の話です。

私は、20代くらいからアトピー的な皮膚の状態になり、一時期は毎朝シーツが血で汚れてしまうほど悪化していました。その後、色々あった挙句に今は「ほぼ普通」と言える肌の状態で過ごしています。

「ほぼ普通」というのは、指先などは冬は切れやすく、夏は化膿しやすい状態は残っているので「ほぼ」かなと・・・

こちらも手袋したり、指先を丹念に柔軟したり、西洋医学も、東洋医学もつかったり食事内容や、食器を洗う時はアクリルたわしにしたりとか、色々してきましたが、その上で行きついた当たり前だけれど結構究極な理解が「痒いからといって掻くと、肌は悪化する」というどこかの宣伝で読んだことがあるような至極単純なものでした。

なのですが・・・すると不思議だな~と思えてくるのは・・・

だったらなんで「体」は「痒み」の信号を出すんだろう?ということ。だって痒くても掻かない方が「いい」なら、もう結構長い年月をかけてアップデートしてきた人類の体が、何故いかにも「ここ掻いて!」と言わんばかりの信号を出すのか?素朴に不思議。

ですが近頃、ルート針治療をされる先生が「自分でケアするなら、爪楊枝を束ねたものでやればいい」と言っていた、とその治療を月一回のペースで受けているツインから聞いたんです。

なるほど。前々からルート針の事は聞いていて、針の刺激などによって体の中の毒素を出す治療法なのだと理解はしていたのですが、その刺激はなにも「針」でなくても、針のように先端が尖っていればいいということは、爪楊枝でも鉛筆でも、ボールペンでもいい。という事になるようです。

てっきり治療者の特別な技術(もあると思うのですが)が無いとダメなものなのかと思っていたら、治療の基本的な所は大変シンプルだったようです。私、そういうの好き。

そんな訳で「自分でやるルート針モドキ治療」として一番リーズナブルで安全なのは、爪楊枝。さっそく1円玉くらいの直径になるように爪楊枝をゴムで束ねて、作ってみました。そして使ってみました。まずは夏になりお肌が敏感になっていた両腕から。。。。

ブスブスブスブス・・・・・

ほほほほほほぉ~
刺せば刺すほど、面白いようにミミズ腫れのようになっていきます。ですが「掻いてはいない」ので、5分もしない内に腫れは引いて、すっきり爽やか。面白いように刺した部分が軽くなります。しかも痒い所をバシバシ刺していけばいいので、簡単。

刺している最中の腫れは、ルート針の治療風景や回復段階などをまじかで見ていなければ焦るほどの真っ赤な状態になりますが。これが毒素を体が出している最中なのだと理解すると、不快では無く、むしろ「出てる~」と楽しめる余裕すらあり。

他人を刺している訳ではないので、どこを、どのくらい刺せばいいのか?にも迷わないので容赦なくグサグサグサ・・・・。だって「疲れた所」「おもだるい所」「痒い所」などを刺していけばいいんだし、そこに「毒素」があれば肌は腫れ上がるし、無ければ何も変化ないのでそれを指標にグサグサしていけばいい。

そしてハタと気が付いたんです。ずっと不思議だった「体が「痒み」の信号をだす」のって「ここに毒素があるよ~」という「だけ」の信号で、それに「掻く」という行動をしていたのですが、いかんせん「掻く」と健康的な肌を傷つけてしまう。そこに問題があったようです。毒素が溜まっている場所を教える為に「痒み」を発する事と、それを受けて「掻く」という行動は別。私は数多ある痒みにたいする行動として「掻く」ということを選択していただけなのか、、、、と。

しかし今や、私の痒みに対する行動の選択肢は増え、その最前線に爪楊枝グサグサを置いたのです。思い起こせば今まで「痒み」に対し、やさしく掻く、冷やす、タオルなどで擦る、オイル(または薬)を塗る、我慢、叩く、など色んな選択肢を作ってきましたが、爪楊枝グサグサは毒素は出るけれど肌の傷は最小限。だから痒い所に容赦なくグサグサする事ができるし、腫れもすぐに引く、肌が悪化しない、最高です。

これは、今の私の「痒み」に対する最高到達点だと断言してもいいでしょう。爪楊枝がある世界でよかった~

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