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大山肇HJ Beans Brothers通信 VOL.49●HAPPY MARDI GRAS 2004/2/26

★HAPPY MARDI GRAS 2004!! 世界3大祭りのひとつに数えら
れるマルディ・グラがおとといのFAT TUESDAYに終了しました。
元々は宗教上のカーニバル(謝肉祭)であったが、現在の狂乱
ぶりからはその色はあまり感じられない。学校、会社、病院、
金持ち集団など約60近い団体が参加し、各グループがフロート
(日本でいう山車 その高さ3階建てなみ)を何十台も率いて
パレードを行なう、もちろんダンサーや音の集団と共に。そし
てフロートの上からは金、緑、紫の3色ビーズネックレスやフ
ェイクコイン(団体ロゴ付きプレミア?)などが見物客に投げ
込まれる。
★裏 マルディ・グラ はじめます。
バーボンストリートという通りは祭りの期間中は すごい人混
み。あちこちからこんな叫び声→「SHOW YOUR TITS!」→「チブ
サをミセロ!」そして人々と目線を同じく2階のバルコニーを見
上げると 若い娘からギリギリマダムまでシャツをまくり 乳
を披露。仕組みは男性はパレードにて ゴキゲンなネックレス
を手に入れ、それと引き換えに みせて というようになって
おります。ちなみに 見せ過ぎにつきブタ箱行き となった方
もおられるようで、、、民のブーイングが、、、 失礼しまし
た。違法だってたった今気付きました。
★3月のなかば《SUPER SUNDAY》と呼ばれる催しがある。ゲッ
トーの黒人達がインディアンの装いでマルディ・グラを祝いパ
レードを行なう日である。アフロアメリカンが何故?かという
と、奴隷であった先祖をかくまってくれたり、逃亡の手助けを
してくれたのが原住民であり、彼らに対して敬意を払ったとい
うのが理由です。数こそ少ないがインディアンの血をひいてい
る人も もちろんいます。
マルディ・グラインディアン達はその日だけの為に1年をかけ
て衣装を作り上げます。色鮮やかなビーズや羽飾りをつけ、繊
細な刺繍を施し その重さは約50kg。(大きな身体の黒人のお
やじが ひとつずつビーズを縫い付ける姿を想像してみて下さ
い。What a pretty!)
当日のパレードのルートや時間は すべて公表されない、つま
り 秘密だ。
ビッグチーフを先頭にして打楽器とチャント(うた)と煙、セ
カンドライン(後続の踊り歩き人々)、まわりを囲む警官達。
このパレードの鼓動こそがニューオリンズファンクのルーツだ。

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