ブロードラインとレボリューションプラスを分かりやすく解説
本記事では、猫用のブロードラインとレボリューションプラス(ストロングホールドプラス)を解説しています。どのような違いがあり、どちらを選択するべきかお悩みの方は是非ご参考いただけますと幸いです。
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1.ブロードラインとレボリューションプラス
レボリューションプラスは、従来品のレボリューションの製造元である、ゾエティスが製造をしている猫用のオールインワン予防薬です。
従来のレボリューションではカバーできていなかった、「マダニ」に100%対応をした上位版となっています。
一見、ブロードラインと同じでは無いかと感じる方も多いと思いますが、大きな違いは有効成分の違いによる駆虫対象の寄生虫が若干異なる点があります。
まず、ブロードラインが駆虫できる寄生虫は以下です。
■ブロードライン
・ノミ ダニ
・マダニ
・フィラリア
・回虫
・鉤虫
・条虫
次に、レボリューションプラスで駆虫できる寄生虫は以下となります。
■レボリューションプラス(ストロングホールドプラス)
・ノミ ダニ
・ミミヒゼンダニ
・マダニ
・フィラリア
・回虫
・鉤虫
上記の比較からわかるように、基本的なオールインワンとしての効果は同じという認識で問題はありません。
ブロードラインは、条虫に対応、ミミヒゼンダニは未対応。
レボリューションプラスは、条虫に未対応、ミミヒゼンダニに対応。
この点が、効果としては異なる違いといえます。
2.ブロードラインとレボリューションプラスどちらを選択するか
多くの動物病院では、ブロードラインを推奨しているケースが多く、人気としてはブロードラインが優勢となっています。
レボリューションプラスと比較をしても価格面でもほぼ差はなくメインの効果としても差異は少ない結論となります。
使い勝手としては、ブロードラインのシリンジタイプがやや優勢と言えるでしょう。乾きの面でも若干、ブロードラインが優勢と言えます。
垂れ耳の猫が寄生されやすい、ミミヒゼンダニを予防駆除したい目的があるのであれば、レボリューションプラスの一択となりますし、条虫駆除が目的であれば、ブロードラインの一択となります。
このように、目的に合わせて使い分けることが重要となります。
3.両者に含まれている有効成分を比較
ブロードラインの有効成分は、フィプロニル、(S)-メトプレン、エプリノメクチン、プラジクアンテルの4種類が含まれています。
レボリューションプラスの有効成分は、セラメクチン、サロラネルの2種類が含まれています。
ブロードラインもレボリューションプラスも通販での購入が最安値となっていますので、費用を抑えたい方は通販での購入もおススメです。
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