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ブロードラインの使用後、シャンプーはいつから行えば良いのか

当ページでは、猫のブロードラインを使用した後、どのくらいの期間を開けてシャンプーをするのが良いのかを解説しています。

ブロードライン使用後にシャンプーはOK?

ブロードラインの使用上の注意には、「使用後2日間はシャンプーや水浴を控えることが望ましい」とあります。

昔からある、フロントライン等と、同様の使い方ですね。

フロントラインと比べると、ブロードラインは薬液の量が多いです。その為猫ちゃんの毛が、ガビガビになってしまうという悲しい事になるのです。

身体に浸透する時間が必要なお薬となりますので、ブロードラインが身体に浸透する前にシャンプーをして洗い流してしまわないようにご注意ください。どうしても、ガビガビになってしまった猫ちゃんの毛が気になる方は、翌日以降完全に乾いてからブラッシングをしてあげてください。

ブロードラインは浸透してしまえば、雨に濡れてもシャンプーをしても効果は約一か月間続きます。

逆にシャンプーをしてからブロードラインはOK?

一見、先にシャンプーを済ませればよいのではと思いがちですが、シャンプーした後、すぐにブロードラインを投薬するのはNGです。

シャンプーをした後は、猫の毛や皮膚が濡れている状態ですので、必ず、完全に乾くまで時間を空けるようにして下さい。

注意していただきたいのは、毛だけでなく、皮膚も乾いた状態になってから、ブロードラインを投薬してあげてください。

猫の皮膚が湿った状態ですと、ブロードラインの有効成分の浸透が上手く行かない場合があります。急いで投薬しても、意味のない結果になる事もあります。

時間に余裕を持って、効果の出る方法で愛猫ちゃんにブロードラインを投薬してあげましょう。

ブロードラインの特徴と注意点

スポットオンタイプの外用薬ですので、内服薬を苦手とする猫ちゃんには嬉しいお薬ですよね。

ブロードラインの使い方は、説明書にイラストも描かれていますので分かりやすいと思います。

密封された薬剤のシリンジが入っていますので、フロントライン同様に猫ちゃんの首の後の皮膚の部分に投与してあげればOKです。

先の尖っていない注射器のような入れ物に入っていますので、後ろから指で押し出して投薬するのですが、冬に投薬する場合はお薬が冷えていると嫌がる猫ちゃんもいますので手のひらで挟んで温めて常温にしてから投薬してあげると良いでしょう。

多頭飼いの場合、猫ちゃん同士でお薬を舐めてしまわないように注意が必要です。ブロードラインを投薬してから暫くの間は、別々のゲージに入れる、別々のお部屋にする等のような配慮を心がけて下さい。

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