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iPhone 12 miniをiPhone 16に買い替えて気づいたこと

今日は小説ネタではなく、iPhoneの話です。以前は、ずっとIT系の記事を書いていたので、久々に書きたくなりました。

4年ぶりにiPhoneを買い替えました。今まで使っていたiPhone 12 miniのバッテリーが弱っていたので、バッテリー交換か本体の買い替えか悩んだ結果、iPhone 16を買うことにしました。シリーズの中でiPhone 16を選んだ理由は下記の記事のとおりです。

久々に新しいiPhoneを購入して気づいた点を紹介します。

大きい

わかっていたことですが、iPhone 12 miniと比べてiPhone 16は大きいです。iPhone 16は最新シリーズの中では最小最軽量なのですが、miniを名乗るiPhone 12 miniと比較するとかなり重いです。

Appleサイトより
Appleサイトより

結構違いますよね。重いのはまだ慣れそうですが、今までは簡単にできていた片手操作にかなり苦しんでいます。特に、Safariで前ページに戻る動作である左端スワイプがかなり難しいです。
ケースを外せば、なんとかできるのですが、10万円以上もする新型iPhoneを裸で使う勇気がまだありません(いずれ裸運用すると思いますが)。
iOS 18で進化したコントロールセンターも積極的に使いたいのですが、片手で上端から下へスワイプする動作がかなり厳しいです。画面下端から下へスワイプすると画面が下に移動する「簡易アクセス」を駆使していますが、2アクション必要になるので、面倒です。

大きいのは悪いことだけではなく、画面が広くなりました。iPhone 12 miniで動画を長く鑑賞する気にはなれませんでしたが、iPhone 16ならずっと観ていられます。
僕はBluetoothキーボードをiPhoneに接続して執筆することが多いのですが、画面が大きいiPhone 16の方が多くの原稿が参照できるので、書きやすいです。

アクションボタン

Appleサイトより

以前はProシリーズしかなかったアクションボタンがiPhone 16から標準モデルにも搭載されました。以前あった「着信/消音スイッチ」はほとんど動かすことがなかったし、埃がたまるので、嬉しい変更です。
アクションボタンには、消音以外にも様々な機能を割り当てられます。スリープ状態からも動作する便利なボタンなので、どの機能を割り当てるか迷いました。以前なら「カメラの起動」にするところですが、iPhone 16には「カメラコントロール」があります。
一種類の機能しか割り当てられないと思ったら、「ショートカット」のフォルダを割り当てられることができました。
フォルダを設定すれば、最大8つのショートカットを割り当てることができます。アクションボタンを長押しすると、下記のようなメニューが画面に表示されます。

アクションボタンの一例

ダイナミックアイランド


Appleサイトより

iPhone 12 miniではノッチだった部分が、iPhone 15以降ではダイナミックアイランドに変わっています。
今までただ邪魔だったノッチが、動作に合わせて、いろいろと変化するのは楽しいです。音楽を聴いていると、ダイナミックアイランドにアートワークが表示されます。
ただ、ちょっと問題がありました。
ライブアクティビティが動作していると、ダイナミックアイランドが使用できないのです。
ライブアクティビティとは、ランニング中の走行距離や、野球のスコアをリアルタイムに表示してくれる機能です。
積極的に使用している人は少ないと思いますが、ロック画面にランチャーを表示させるという便利な使い方があるのです。
ランチャーを使うことで、ロック画面のアイコンをタップして、ショートカットやアプリを起動することができます。
ロック画面にはウィジェットを置くことはできますが、数が限られていて、これだけ多くのアイコンを表示させることはできません。

ランチャー

ライブアクティビティとダイナミックアイランドが連動しているので、ランチャー起動時は、ダイナミックアイランドの中央部分が使えなくなってしまいます。音楽を聴いていてもアラームを設定してもダイナミックアイランドは真っ黒なままです。
ライブアクティビティとダイナミックアイランドのどちらを使うか迷いましたが、僕にとっては新しい機能であるダイナミックアイランドを優先してロック画面のランチャーは諦めました。
その代わり、アクションボタンからのショートカット起動と、コントロールセンターに大量のアイコンを並べることで代用しています。
ダイナミックアイランドに慣れたら、ロック画面のランチャー運用に戻すかもしれません。

カメラコントロール

Appleサイトより

iPhone 16シリーズの目玉であるカメラコントロール。カメラアプリをクリック1つで起動することができます。散歩していてすぐに撮影したいときに便利です。
シャッターボタンとしてだけではなく、感圧センサーをスライドすることでさまざまなカメラの機能が使えます。
ただ、これがこの操作が結構むずいです。指を左右に動かせばズームイン・ズームアウトができるのですが、その際はコントロールを少し押し込まないといけません。この押し込みを忘れると指を左右に動かしても反応しません。
カメラの別機能を使うには、押し込みを二度行ってメニューを開くのですが、これも忘れがちだし、操作も難しいです。
シャッターボタンとしても使えるのですが、凹んでいる部分を強く押す必要があるので、iPhoneをガッチリ固定していないとぶれてしまう恐れがあります。
慣れれば、便利なのかもしれませんが、今は気づいたら起動以外の動作を画面で行ってしまっていて、カメラの起動ボタンとしか使えていません。

カメラ性能

毎年高性能かするiPhoneのカメラ性能。4世代も跨ぐと進化は著しいです。
サクッと撮った写真でも、このクオリティ。素晴らしいです。
まだ、あまり使いこなせていませんが、マクロ撮影も良さげです。

USB-C端子

iPhone 12 miniにあったLightning端子からUSB-C端子に切り替わりました。これで、Apple独自のLightningからおさらばできると思いましたが、僕が所有しているAirPods ProとMagic KeyboardはLightning端子でした。AirPods Proは買い換えればUSB-C端子になるのですが。
そもそも、充電はすべてMagSafe充電で、モバイルバッテリーもMagSafeしか持っていません。端子を挿す動画が面倒なので、4年間使ったiPhone 12 miniでもケーブルを挿したのは数回程度です。
ただ、旅行するときなどは、Lightningケーブルを持参しなくても、万が一バッテリーが切れたらMacBook AirのUSB-Cケーブルが併用できるのはメリットですかね。
動画を撮る人は、USB-CのSSDと繋げて大容量の動画を保存する人もいるようです。

動作

Appleサイトより

最新のチップを搭載しているiPhone 16はiPhone 12 miniと比べて動作がキビキビしています。Safariでウェブサイトを開くときも、少しだけ早いです。
ただ、ほんの少しの違いなので、3日で慣れるレベルです。
重いゲームをする人なら違いがよくわかると思います。

バッテリー

バッテリーが死にかけているiPhone 12 miniと比べると、永遠と思えるぐらいバッテリーは持ちますね。しばらく使ってもバッテリーが1%しか減っていませんでした。
iPhone 12 miniは歴代のiPhoneの中でもバッテリー容量が少なく2,227 mAhでした。iPhone 16のバッテリーは3561mAhなので、1.5倍です。
大きくて重くても仕方がない気もします。

まとめ

いろいろと書きましたが、買って良かったと思います。片手で簡単に操作できる小さいiPhoneが好きですが、現行モデルではiPhone SEしかなく、最新機能を愉しむことができません。
カメラやチップ性能を考えると、iPhone 16への買い替えは良策だったと思います。
まだ買って一日ですので、他にも気づいたことがあれば報告します。

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