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読書は珈琲とともに☕

カバンの中にはいつも単行本が一冊。
少しの空き時間や待ち時間があると、いつでも読めるように。
必ず「ミステリー」で。

子供の頃、よく父に「本を読みなさい」と言われた記憶がありますが、どちらかというと、読書は好きではありませんでした。

それが、高校1年生の時、同じクラスの友達から、
「絶対におもしろいし読んでみて!」と
強く強く勧められ、半ば押し付けられる感じで渡された本がありました。

赤川次郎作「吸血鬼はお年ごろ」。

あまりに勧めてくれるので、読む気は全く無かったのですが、一応借りることにしたのを覚えています。
ある日の夜、めずらしく早く寝床についたものの眠れず、
「あっ!そうや。借りた本があったなぁ」
くらいの気持ちで、ページをめくった、、、

えっ?おもしろい!吸い込まれた感覚!

これをきっかけに赤川次郎ミステリーにハマったのでした。
お小遣いのほとんどは本代に費やすほど。
この頃は赤川次郎ブームだったのかな、、、
友達もみんな読んでましたね。
同級生で、本の貸し借りもよくしていて、
一度友達に貸すと、何十人の人に回って忘れた頃に返ってくる、みたいな。

高校生といえば、毎日忙しく、部活もあるし、帰宅したらヘトヘト。
でも、読書は寝る前の布団の中と決めていた私。普段はダラダラしているのに早く読みたいがために、このときばかりはテキパキと寝る準備を整える「できる女子」に!(笑)

「読書」が好きになった私は、その後もたくさんの本を読んでいます。
でもすべてミステリー。

先日、本屋さんでうろうろしていると
「赤川次郎」の文字が目に止まったのです!
懐かしい、、、。
何十年ぶりやろ、、、。
と思いながら見ていると、高校生の頃に読んだ作品も多数並んでいた。
「死者の学園祭」
「ひまつぶしの殺人」などなど。

高校生の頃を思い出した私は、30年ぶり?
いや、40年ぶり?くらいに、赤川次郎ミステリーを購入。

赤川次郎作 三世代探偵団

高校生の時は読書は布団の中で。
今は珈琲とともに。

秋の夜長、、、。
美味しい珈琲を飲みながら読書を楽しみたいと思います。








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