あの人が不機嫌、その正体とは?
こんにちは。
雑談コミュニケーションのはたのさとこです。
「相談されたから答えたのに、あの人怒っちゃった……」
こんな経験、あなたにもありませんか?
一生懸命、相談に対してアドバイスをする。
これ、よくある光景だと思うんです。
なのに、なんだか相手は機嫌が悪くなっていく……。
この理由、あなたにはわかりますか?
不機嫌の正体
この不機嫌の正体、いたってシンプルです。
じつは「あなたに意見を求めていない」だけ。
しかもお相手は、あなたに否定されたと思っています。
一般的に、人は相談されると、自分の経験と知識を
フル動員して真摯にアドバイスをしたくなるものです。
だから、自分の想いや考えを伝えます。
いっぽうで、相談をしてきたお相手は
その瞬間の【自分の気持ち】を
ただ聞いてもらいたかった、ということが少なくないんです。
しかも、答えはすでに自分の中にある場合がほとんど。
だからせっかくのあなたからの
アドバイスを「否定」と感じます。
さらに不機嫌になるというわけです。
そんなの、悲しすぎますよね。
じゃあ、いったいどう返したらいいのでしょう?
連想力を使い倒せ!
基本はお相手が話しを続けたくなることを
連想しながら聞くということです。
そこで、ここでは
機嫌が悪くなるパターンと
よくなるパターンを
会話の例から見てみましょう。
Aさんは相談者、Bさんは聞き手です。
【Aさんの機嫌が悪くなる】
A「あの人と別れようと思ったけど、もうちょっと続けようと思う」
B「え? 嫌なことあったじゃん。もうちょっと考えたら?」
A「……わたしの気持ち、わかってくれないんだね」
どうですか?
Bさんは、客観的に正論を話したのでしょう。
でも、Aさんは否定されたと感じて
不機嫌になってしまいました。
【Aさんの機嫌がよくなる】
A「あの人と別れようと思ったけど、もうちょっと続けようと思う」
B「そうなんだ、続けようと思うんだね?」
A「うん。だって、最近とっても優しくて・・・(話しが続く)」
どうでしょう?
Aさんが自分の話しを進んで
続けたくなっていることに気が付きませんか?
ポイントは
【お相手が続けて話したい】内容を
連想することです。
いっぽう聞き手が意見を言ってしまうと
お相手の話したい気持ちを
摘んでしまう可能性があります。
そもそも人は自分の話しを
聞いてくれる人に好感を抱く傾向にあります。
だからこそ、あなたも
お相手がもっとか話したくなる
そんな返しをしてみてくださいね。
お試しあれ!
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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