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長期休みの時宿題ないんやけどー

 皆さんも経験あると思うのですが...私は、小学生の頃に夏休み最後に絵日記をまとめて書いたり、中学校の頃も、課題を最後に一気に終わらせるみたいなことをやっていました。もちろん高校でも、課題という名目の宿題に追われていました。ですが、アメリカの高校では長期休みに宿題がないことがほとんどです!
ですが、一応平日には課題があるので、どんな課題を今やっているかを書いていこうと思います。

< 平日 >

この前も書きましたが、私は、簡単に書くと、数学、歴史、物理、体育、英語、個人会計、student aidを取っています。基本的に、課題は授業中に終わるように設定されていますが、どうしても歴史の授業はネイティブのスピードで終わらせられないときがあって、家で作業することもあります。
逆にアメリカの人は数学の課題が授業中に終わらなくて、家でやらなきゃいけないこともあるそうです。
また、物理と英語の授業では課題が出ることがあります。ですが、その課題は、その日の授業に沿ったもので、復習を兼ねて取り組むことができるので、スムーズに取り組めます。(強制授業復習( ´∀` ))

< 休日、長期休み >

基本的に、休日、長期休みは先生も生徒も休むっていうのが当たり前で、平日に終わらなかったものの埋め合わせや 、extra creditというやったら少し成績上がるけどやらなくてもいいよという課題しか出ません。
たまに、エッセイを書きなさいというものもありますが、それも1週間以上の猶予があるので、コツコツやれば無理せず終わります。

< 日本との違い >

一番大きな違いだなと思ったのは、教科書のほかにワークという冊子は存在せず、教科書に沿って先生が、課題を自作していることです。
例えば、歴史でいえば、先生はその単元のまとめの時は、先生が前に立って話すが、個々の出来事を学ぶときは、YouTubeを用いたり、すでにインターネット上に上がっているものを用いて、生徒自身がワークシートにまとめる形式をとっています。(毎回提出)また、kahootというのを用いて、その日の学んだことをクイズ形式で、クラスのみんなと競うことができます.
つまり、教科書通りにすすめることが目的じゃなく、生徒がその事象について理解することが目的なんだから、より分かりやすいものがあるのならそれに任せているんですね。
他にも、物理では習ったこと(公式など)を用いて、実験の予想をして、実際に行い、結果と予想の違いを生んだものについて考えます。日本にいた時は、教科書に書いているからとか、受験勉強が優先だからという理由で飛ばされてた実験も、実際にやってみることで疑問が生まれ、物理を学ぶ楽しさを認識することができました。


< 実際どんな課題? >

少し上の文章にも書いてしまいましたが…詳しく

  •  数学は特に課題はなく、小テストの直しぐらい

  •  歴史は、たまにextra credit があって、その時代に関係する映画や動画を見て、それに沿った質問に答えるというもの

  •  物理の宿題は、単元が変わった時に三枚ぐらいのワークシートが配られます。
    一枚目は、その物理の公式が関係する身の回りの事柄についての質問
    二枚目は、もし~場合だったら、どうなるのか(公式は適用される?)という四択問題。
    三枚目は、その公式に関する計算問題になってます。

  •  四時間目の体育、六時間目のpersonal finance 七時間目のstudent aidは宿題なし

  •  英語は、いろんなバリエーションの宿題が出ます。例えば、授業で小説のについて学んだら、その小説を通して考えたことをドキュメントでまとめたり、
    ポスターの技法について学んだら、実際にいくつかの技法を使ってポスターを作ってみたりエッセイを書いたりしてます。
    ☛ 考え方についてのテスト、例えば筆者がどう考えていますか?みたいなテストはなく、それはエッセイやreading logで。逆に、授業で習った技法をちゃんとわかっていますかというテストが多いです。

今、円安なので...
裏側にどんな技法を使ったか説明を書いてます

< まとめ >

全体を通して、生徒が考え、理解するという、教育の目的がはっきりしていていいなと思います。皆さんも知っているかもしれませんが、アメリカの高校には入学試験がないので、偏差値や模試はありません。すべてにメリット、デメリットがあるので一概には言えませんが、日本の高校のように偏差値でレベルを決めると、だんだん学ぶことの本質からずれてしまうんのでは?と思いました。
実際に、私は、中学三年生の高校説明会で、世界に羽ばたく!みたいなスローガンを聞かされ、今の高校に入学しました。確かに他の高校よりも英語に力を入れていますが、実質は進学校で、生徒にその学問を理解させるという目的から外れ、生徒に有名大学の受験を合格させるが目的になっている気がします。別に受験勉強自体が悪いのではなく、学んだことを何に活かせるかを考えることができる時間が少なすぎるのではないか?ということです。
皆さんがどうかは知りませんが、少なくとも私は、勉強のために勉強をしている状態だったので、今、自分について振り返ってみて、反省している次第です。( ´∀` )
今回もここまで読んでくださりありがとうございます。
これからもよろしくお願いします!

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