無駄な道も案外悪くない。

みるまろです。

最近はふとした時に
どんな人生を送ったなら、悔いが残らないかと考えます。

僕は

『自分として生きる人生』だと思っています。

つまり全ての感情を大事に扱えということ。

成功という結果を欲して、失敗という結果を避ける為に、
自分を抑え込んで、仮に成功を掴んでも、
自分を抑え込んだ時点で、そこに満ち足りた感覚は
生まれない様に思う。

つまり、

『自分の感情に沿って選ぶ』

これでしか満ち足りた気持ちには
届かないと思っています。

もちろん生きていれば、
自分の感情を燃焼できる場面は限られます。

限られているからこそ、
感情を燃焼させる事の重要性に気付いている事が、
人生を豊かにする鍵の様な気がします。

生きづらさを抱えてしまった人は
自分の感情の重要性に気がついていません。

「お前は生き急いでる」

二年ほど前に彼女に言われた言葉です。

確かに僕はフリーランスになりたての当時の自分は、

「とにかく何かをやっていないと」
「無駄な時間を作らないように効率的に」
「最短で！最速で！」

と言った思考でした。

何をやるにしても常に別のことと
同時並行で作業をしていて、
今思えば彼女に対して失礼なことも
たくさんしてきたな〜と思います。

今でもたまに“ながら”で行動することがあります。


例えば、
スマホを見ながらご飯を食べたり
同時に２つのことをやったり。

ただこれって別の
何かと並行して物事を進めているときは、
マインドワンダリング（心ここにあらず）
の状態であるというらしいです。

このマインドワンダリングは、
脳が多くのエネルギーを消費して疲弊するみたい。


僕は最近これをすごく実感します。


昔は休み時間にスマホをよく見ていましたが、
今はスマホを見ずに休むこと自体に集中しないと、
全く休まった気がしません。

ですが僕はこれはいいことだと捉えています。

もともとは効率や生産性だけ追い求めていたので、
それらと対極にある概念は嫌いな人間でした。

しかし、

「人生を豊かにしてくれるものって、
意外と無駄なことの方が多いな〜」

というのが最近の僕の考えです。

例えば、
スマホを見ていたら気づかない景色や、
集中しないと感じられない料理の味など。

そういった小さなものが
僕たちの人生を豊かにしてくれると考えています。

何事も無駄や回り道こそ大切にして
生きていけるような人間になりたい。

最近は強く思います。