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コントラクトブリッジで遊ぼう! (遊び方のざっくり紹介記事)

20世紀を中心に流行し、「カードゲームの王様」とも称されるトランプゲームの「コントラクトブリッジ」。
ゲームの戦略を考えたり、他のプレイヤーとの駆け引きがあったりと、知的で面白いゲームなのですが、その遊び方を知っている人は少ないと思いますので、こちらの記事で簡単な説明したいと思います。

コントラクトブリッジってどんなゲーム?

プレイヤーは4人。52枚のカードを使用します。
そして、ブリッジはペア戦です。ペアは向かい合わせに座ります。

ブリッジがどんなゲームかというと、一人13枚の手札から1枚ずつ出し合い、一番強いカードを出した人がその回のトリック(勝ち)を取ります。そして、それを13回行い、自分とペアの勝ったトリック数を合計して結果を出します。
このカードプレイでは、どうやって二人で協力して勝ち数を多く取るかを考えることが重要です。

1.オークション

コントラクトブリッジで面白いところはゲームを始める時に「オークション」を行うことです。

オークションでは、攻撃側のペアと「切り札(トランプ)」、勝利数を「競り」によって決めます。
手札を配った後に、自分の手札が強そうであればビッド(オークションに参加)します。
ビッドでは希望する切り札のスート(マーク)と勝ち越し数を提示します。
そして、ビッドをしたプレイヤーのペアも自分の手札の強さに応じてビッド(もしくはパス)をします。

全員がパスをしたら、最終ビッドをした人がディクレアラー(宣言者)になります。

ブリッジの競技会などで使用されるビディングカード

2.カードプレイ

オークションが終わったら、ディクレアラーの左隣の人からカードを出します。

ここでディクレアラーのペアは、自分の手札をみんなに見えるようにテーブルに並べます。
しかも、並べたカードはディクレアラーが操作することになり、そのペアは「ダミー」となってゲームを見学することになります。

これもブリッジの面白ポイントですが、ディクレアラーはオークションで宣言した勝利数を達成するべく、自分一人でカードプレイを行うのです。

カードを出すルール

カードを出す時は、その回で最初に場に出たカード(オープニングリード)のスートと同じスートのカードを出さなければなりません。
オープニングリードと同じスートが出せない場合は他のスートを出すことになりますが、スートが異なるカードを出すと負けになります。

そして、同じスートの中ではエースが一番強く、その次にキング、クイーン、ジャックと続き、以下は数字の大きい方が強いです。

ただし、オープニングリードと同じスートがなくなったときに「切り札」のスートを出すと、オープニングリードのスートを無視して勝利することができます。

そうして13回カードプレイを行い、ディクレアラーのペアが宣言した勝利数を達成できたかどうかで勝ち負けが決まります。
(本格的な遊び方では複数回ゲームをしてスコアをつける方法もあります。)

というわけで、細かいルールは省きましたが、大まかなゲームの流れはご理解いただけたでしょうか。
詳しい遊び方を知りたい方は、過去に書いた以下の記事もご参照ください。

休日に4人メンバーが集まったら、是非コントラクトブリッジで遊んでみてくださいー。ではー。


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