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Bboy EP.8 「YUTA WORLDZ」

【BREAKIN DOCUMENT 挨拶】

 この度は、「BREAKIN DOCUMENT」~Learn for various bboys life~にアクセスいただきありがとうございます。こちらでは、日本中の多才なbboy(ブレイクダンサー)たちのインタビュー記事を掲載していきます。 
 私が出会った中には、サラリーマン・医者・農家・フリーランス・公務員など様々な方々がブレイキンというダンス・カルチャーを生活に取り入れています。彼らは、それぞれ美学をもちブレイキンをライフスタイルとして取り入れ、今もなお踊り続けています。
 私は、彼らが何を思い踊り続けているのか、ブレイキンが彼らの生活の中でどういった位置づけにあるのか興味があり、このプロジェクトを始めることにしました。 
 本ブログでは、ライフスタイルにブレイキンを溶け込ませ今も踊り続けているbboyたちに焦点を当て、彼らの生きざまを記録し、発信していきます。そして、購読者様の「bboyマインドの形成及びライフスタイルを充実させるための考え方の引き出しとなること」、「これからブレイキンを始めてみたい人たちのバイブルとなること」を目的とし、協力者様の貴重なインタビュー記事を掲載させていただきます。 
 この活動を通じて、関わってくださった皆様の生活が豊かになることを願っております。

※なお、活動で得られた収益は、「BREAKIN DOCUMENT」の活動・イベントに使わせていただきます。
※ 記事内で使用させていただいている写真に関しては、インタビュイー様から承認いただき、ご提供いただいた写真を使用いたしております。


1. プロフィール


・Bboy名:YUTA WORLDZ
・レぺゼン:Bitch Don't Kill My Vibe、Strugglez、WORLD IS YOURZ
・職種:アートディレクター
・年齢:27歳
・ダンス歴:10年(16歳〜)


2. ブレイキンを始めたきっかけは?


2.1.ブレイキンとの出会い(中学〜高校にかけて)

 ブレイキンを始めたきっかけは、自分の通っていた隣の中学校で珍しくブレイクダンス部があったことです。その時にそこに所属していた友達と遊んでいました。
 初めは普通に遊んでいたんですけど、次第にその子達が熊取という駅でブレイキンを練習していることを知りました。自分はそこへなんとなく遊びに行くテンションで、見に行きました。
 当時友達は、パワームーブがうまくて、ウインドミル・トーマス・ヘッドスピンを全部繋いでいたんですよ。その時自分は、もう何をやっているのかわからなかったんですけど、そのパワームーブに衝撃を受けました。
 もともとブレイキンは、テレビで見たことがあって、かっこいいなと思っていました。それから、友達にブレイキンを教えてもらうようになりました!
 その後は、熊取駅で昼間に練習するようになりましたね。ある時、友達から熊取駅は、「夜に大人のうまいBboyがめちゃ集まっている」という情報を聞いて、それから夜の練習に行ってみることにしたんです。
 その当時自分は、まだまだ始めたばかりで何も考えていませんでした。上手い人の周りで練習するのはちょっとおこがましいレベルだったんですけど、行ってみたんですよね笑
 周りの友達には断られたので、自分1人で夜の練習に行きました笑 実際に行ってみるとそこで大人10人ぐらいが練習をしていました。意外とみんな良い人ばかりで自分を快く迎え入れてくれて、一緒に練習してましたね。それから中学生はずっと熊取駅で練習してたって感じです。
 あと高校生になったタイミングで、昼間は高校のダンス部で練習するようになりました。当時、佐野高校ってところにブレイクダンス部があったので、練習しに行ってました。
 そこでよく練習していたメンバーの1人にアップロックもやって、ボンゴも叩くBboyのSENOがいて、その頃からずっと今でも付き合いがあります笑 
 よくSENOとショーケースもしていたんですけど、あの時は何も分かってなかったんで「残酷な天使のテーゼ」でショーするみたいなこともありました笑 あれはBboy誰しも通る道ですよね笑

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