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ただオンラインをやればいいわけでは無いという話

こんにちは!このところ何ヶ月も人前ではマスクだから、という訳で知らぬ間に口ひげを生やした、ブラボー先生®︎ことホセです。今日もココ、東京下町・都電沿線の学習塾からお送りいたします!

それでは、いってみよー!

学習塾を運営するワタシは、小さなコミュニティのリーダーです。子ども、講師、保護者を合わせ約500名位のメンバーを先導しています。

さて、このコロナ渦の中、ワタシ達の教室でも遂に対面授業の限定解除が始まりました。ハイブリッド授業で、対面とオンラインを密にならないよう区分けして指導実践中です。

特にオンライン授業では、対面以上の準備をして、クオリティの維持をする為に、講師一同一生懸命指導に励んでいます。

クラスに寄っては対面授業内オンライン(つまり物理的指導の隣でPCを利用した相互通信指導)など、フレキシブルな対応をしています。

それは、遠方から通う子どもの公共交通機関を使用する事でのリスクを出来るだけ回避するためです。

今日まで授業を一度もストップする事なく進められたのは、二人の教務主任をはじめ、当教室の講師陣の努力のおかげ。本当に頭が下がる思いです。見通しが立たない状況下の中でも、変わらず学びを前に進める事がワタシ達の使命デス。

しかしここまで来るには、ワタシの決断を不安視する親御さんも少数ながらいました。つまり、


今までの授業と同じクオリティを維持出来るのか、と言う点です。


はっきり言って、手元が見えにくいオンライン指導では、今までと同じ指導では、子どもの理解度を把握しきれません。

物理的距離。これは、オンライン授業最大のウィークポイントです。

ですから、またぞろ第二波・第三波が来てオンライン授業に戻ると言う段になって慌てて導入する、と言う学習塾関係者がいましたら、これから書く事を良く覚えておいて下さいね。つまり、

オンライン授業成功の秘訣は、ズバリ人と人との信頼関係。

これが当教室のオンライン指導がうまく行った理由だと分析しています。この部分がきっちり構築出来ていないと、うまく行かない子どもも出てくると感じました。

講師のマネジメントが上手くいっていないと、進捗をごまかす子どもや、授業中に上の空になる子どもが出てくるって事ですね。

また、当教室の保護者はとても我々の活動に協力的だった。これも大きかったです。日頃から連絡を密にとっていたので、意思の疎通がうまくいきました。

ワタシ達の学習塾は、『寺子屋式授業』と銘打ち、生徒と講師が真剣にぶつかりあう、いわば学習道場です。

クラスメイトはその門徒で、お互い切磋琢磨し、相乗効果で高め合う。ワタシ達講師陣は彼等の挑戦を励まし称え、そして毎日ほめています。

普段からこのように接していた情熱授業があったから、そしてそういう塾に通っているのだと言う無自覚の自覚があったからこそ、オンライン授業にスムーズに移行できたのかと思います。

新型コロナウイルスでの休校措置と新年度が重なり、たとえ配置換えで新しい講師に担当が変更になったり、進級進学による新教科を受講するようになっても、子ども達は疑う事なく講師の助言を真摯に受け止め、毎日頑張ってこれたのだと思います。

オンラインやICTを駆使して、【学びを止めるな】と頑張って来ましたが、これって結局は今までワタシ達が汗かいて子ども達に伴走し、親御さんに寄り添って来た結果だと思っています。

この信頼関係無くしてオンライン授業を見よう見まねでスタートしてしまうと大変な事になると思いますよ!


気になったらマガジンにまとめてありますのでご覧になってくださいね!


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