見出し画像

浦安30周年のチャンピオン読んでわかったこと

2023年2月で、週刊少年チャンピオン連載の浦安鉄筋家族シリーズが30周年となり、特集が組まれた。自分は今年で週チャン読み始めて39年になると思う。浜岡賢次作品は「4年1組起立!」から読んでいる。「浦安」も週チャンに掲載された分は全部読んでるはずだ。

だからといって浦安の大ファンというわけではない。どちらかというと笑うのは年に1回か2回。オチがついてないなー、とか、今回のパロディは渋くていいなー、とか、国会議員を追悼してくれてアリガトー、とか、思う程度。故水島新司、板垣父に並ぶ、週チャンの治外法権と言うか、編集者が口出しできない作品な気がしている。

特にここ数年、やたらエロスを匂わせていて気になっていた。どうなっちまったんだ?ちょっと気持ち悪いぞ?と思っていた。それが30周年の特集を読んで解明した。

「スタッフはデジタル環境に移行して、オレもデジタルにしようかな~と思っているときに、たまたま筆ペンを使ってみたらけっこう綺麗な線が描けて。」
「前はGペンだったでしょ。」
「そう。あかねちゃんのワンピースがスルッて脱げるシーンを筆ペンで描いたら上手く描けたんですよ。それまではお色気は邪道だと思っていたんだけど、今ならいいかなって。だから、オレだけ今もアナログで描いてます。」
「タッチが柔らかくなったよね。」
「髪の毛とか身体のラインの強弱が上手に描けるようになったんですよ。」

週刊少年チャンピオンより

エロスの匂わせは画力の向上の副産物、漫画としての新たな道ということか。おもしろいかおもしろくないかは置いておいて、気持ち悪いなーと思ってた部分が解明されてよかった。とりあえず浦安はうんこを描きまくってほしいと思う。

浦安鉄筋家族30周年


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?