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半年間の成長

成長を感じたこと

 私はこの半年間、様々なイラストを描いてきた。それらのイラストを見て自身の成長を一番感じたのはやはりデジタルとカラーを使い始めたことだ。
 私は元々アナログ派でいつも鉛筆1本でイラストも描いていた。そのためデジタルにはとても苦手意識があり、頑なに触れようとしなかった。しかし、今の時代イラストと言えばデジタルが主流になってきている。そんな中アナログしか描けないようじゃイラストで食っていくことなんてできない。なんでもやってみなければできるはずないと、遂にデジタルイラストを描こうと決意した。
 描き始めてみるとやはりアナログとは全然違い、なかなか慣れることができなかった。なんなら今もまだ慣れていない。それでもいろいろ試行錯誤しながら描き続けた。そして完成した作品が以前記事にした際に載せたメカ女子だ。
 慣れない中苦戦しながら描いた作品を見てデジタルも悪くないと思うことができ、それ以来今に至るまで何作品かデジタルイラストを描いてきた。ただデジタルにしただけでなく、カラーも少しずつだが使ってみている。自身の作品を載せているポートフォリオサイトを見てみると一気に見ごたえのあるものになり、自身の成長を感じることが出来た。

学んだこと

 また私はこの半年間で授業やいろんな作品に触れるなどの経験で様々なことを学んだ。それはイラストに関することに限らず、Live2Dや3DCGなどについても多くのことを学んだ。
 中でも特に印象に残っているのは、「好きなことをより好きになるにはそれを続けることだ」という考え方だ。これは最近読んだ漫画の主人公から学んだことである。その主人公は天才漫画家で、他の漫画家に最初は好きで楽しく漫画を描いていたのに今は楽しくなくなってしまい、好きなことを嫌いになってしまうのが怖いということを言われた際、自分だってそういう経験はあるがそれを超えたら漫画を描くことがもっと好きになることを知っているから続けられると答えた。
 このシーンの主人公を見て、私はイラスト制作に対するモチベーションがぐっと上がった。というのも私はイラストを描くことは好きでそれを仕事にしたいとも思っているのだが、仕事にすると今のように好きで描いているのとは違い依頼に合わせたイラストを描くことになるため、どうしてもイラストを描くことが嫌になってしまうのではないかと考えていたからである。そのため主人公に質問をした相手の気持ちにとても共感し、好きなことを仕事にするというのはやはりそういうことなのかと思った。しかし主人公の台詞を聞き、好きなことをもっと好きになりたいと思うことができ、そのために自分も頑張ろうと思うことが出来た。

終わりに

 この記事に載せているイラストはポートフォリオ冊子を作る際、表紙にしようと考えているものだ。そして作った作品をその冊子にまとめ、見る人に衝撃を与えられるようなものにしたい。そのためにも、私はこれらかも多くのことを経験しながら自身を成長させられるよう努力し続けていこうと思う。

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