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【デッキ紹介】つまずき

こんにちは、那須鳴弦というものです。2回目のデッキ紹介をします。ポケモンしながらで大丈夫なのでぜひ聞いていってください。



はじめに

みなさん遊戯王wiki、読んでますか?カードの解説やコンボ、元ネタや原作での効果まで幅広く扱う、言わずと知れた遊戯王界の聖書(バイブル)ですね。
僕もここで読み書きを覚えたので非常に愛着を持っています。
とりわけ読んでいて楽しいのがこちら↓

デッキ集のページですね。古今東西のデッキの型が掲載されており、【暗黒界】のようなテーマデッキから【三原式】という大学予備校みたいなやつまで網羅されています。

そして僕が愛してやまないのが今回の主役、

【つまずき】です。

【侍BOX】の方が面白そうとか言わないの(姫ちゃん


【つまずき】のなにがいいかって、名前ですよね。なんかこう、昭和のムード歌謡みたいな、哀愁漂うというか、そういう良さがありますよね。



ない?



ホントに?





あるくない?




ない?





そう……




ありますよね(威圧)


そうしたわけでまあいっちょ組んでみっかとなりました。



【つまずき】とは

つまずきつまずき
Stumbling

デッキの概要 
 《つまずき》の特性を生かし、相手の行動を遅らせつつ除去するデッキ。
 【フィフティ・フィフティ】の要素を含んだデッキ構成となる。

遊戯王カードWiki【つまずき】より

wikiによると【つまずき】とは、自分は表示形式変更時に効果を発動するモンスターで除去を飛ばしつつ、コントロールするデッキのことだそうです。
てか【フィフティ・フィフティ】ってなに?クイズミリオネア?(伏線)

じゃあそういうモンスターって何なのか。

表示形式変更時に相手モンスターを除去するこの三体をつまずき界隈では御三家と呼びます。我々はこの中から相棒を選ぶことになります。



ブレードラビット立つn……えっ……もう立ってる……

この中でマーダーサーカスは少し効果の性質が違っていて「守備表示→攻撃表示の時に発動」なので《つまずき》で即効果が出ません。なので今回は見送りです。

そうして相棒に選んだのが《ブレードラビット》です。それはこの男の登場が決め手となっています。

僕はいつも身勝手なバグースカみたいな効果と説明しています

《つまずき》をサーチするのはかなり大変なので、ここでは生きる《つまずき》たるトライヒハートに表示形式変更を担当してもらうことにしました。ようやくここからデッキ紹介に入ります。



レシピ

スケアクローの下級は以下の共通効果を持ちます。席替えの時のハルヒみたいな効果ですね。

このカード名の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。 (1):このカードは自分フィールドの「スケアクロー」モンスターの隣 または同じ縦列の自分のメインモンスターゾーンに手札から特殊召喚できる。

ほかの効果は読まなくても大丈夫です。トライヒハートを元気づける効果だと思ってください。

彼らは☆3の獣族なので《ブレードラビット》と一緒に《レスキューキャット》からリクルートしてくることができるのですが、なんとそれぞれ1枚から《スケアクロー・トライヒハート》になることができます。展開を書きますので知ってたら飛ばしてください。

スケアクロー1枚からトライヒハートへ

下級1体で《スケアクロー・ライトハート》をリンク召喚、効果で《肆世壊ライフォビア》サーチ
ライフォビアでサーチしたライヒハートを自身の効果で特殊召喚。《肆世壊の新星》サーチ
新星で最初の下級蘇生。3体でトライヒハート。
EXゾーンにいると蘇生&サーチができます。この後スケアクローしか出せなくなりますが……




みなさんの反応



いまトライヒハートがどういう状態かというと
・永続効果でモンスターを守備にする
・守備表示のモンスター効果を受けない
・墓地の《新星》により破壊を1回肩代わり
という感じです。さらに、ブレードラビット(☆2)を追加することでエルフを経由し、

という盤面がレスキューキャット1枚から作れます。これで相手ターンにラビットを蘇生するとトライヒハートの永続効果で守備表示になり、相手に干渉できるというわけですね。



せっかくなので

えー、ターン1がないカードは使い倒せ、とはよく言ったものですが(落語)、こちらの目つきの悪いウサギちゃんには当然ターン1制限がありません。しかもトライヒハートは永続効果で守備にするので何らかの効果で攻撃表示に変えてやると即、守備に戻ります。そしてその都度除去を飛ばすことができます。

『銃・病原菌・鉄』より・が多い

一緒に並べたいよ~~~


でもな~~~


そんな簡単にな~~~~~



えっ



なんだなんだ??



まさか……?



(例の音楽)




パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴンについて

ここまでやっといてなんですが、特にルートは決めていません。しかしいくつかパターンはあるので紹介します。重要になってくるのが《聖騎士の盾持ち》からサーチできるこの3枚です。

ホップイヤーの役割

先にスケアクロー1枚初動の盤面を見せましたが、それに追加する形になります。

(相手ターン)下級スケアクロー対象にホップイヤー、《焔聖騎士導-ローラン》を出して効果発動
エンドフェイズに装備魔法を墓地に送ってヴィ様かライヒハートサーチ。

これでローラン(☆5チューナー)が生き残っていたらライヒハートを出してブレイバーに。そうでなくてもヴィ様を抱えて決闘を進行させることができます。

駿馬と白馬の役割

この2体はヴィ様とともに《アルティマヤ・ツィオルキン》を経由してブレイバーを出すために採用しています。

盾持ち→駿馬→盾持ちとサーチすることでケンタウルミナを融合できることはかなり有名ですが、その相方素材は戦士族・光属性なのでヴィ様も融合素材にすることができます。その後《新星》で蘇生すればツィオルキンですね。しかもその道中でブレードラビットらを蘇生できるのでかなりおいしいルートです。

謎に《誤作動》内蔵モンスター


そして《白馬》はブレードラビットがいれば特殊召喚できるレベル6です。
詳細は省くのですが、キャット初動をした時にプラスで1体出力できるとライヒハート特殊召喚時に1ドローが入って美味しい、ということで入ってる面もあります(早口)


大阪に住んでたとき一度もウケなかったギャグ


装備カードの選定

素引きした時はブレードラビットにくっつけとくとかなり厄介
バックも剥がせる

効果で装備できる3枚のうち、2枚は確定です。この2枚を装備した時点でブレイバーは疑似的なブレードラビット、パワー・ツール・ブレード・ラビット・ドラゴンになります。

あとはメタルシルバー・アーマーを入れ(犯罪)、3種達成なのですがブレイバーを先出ししてローランが使えない状況を避けるため4種類目として入れたのが使い捨て学習装置です。

打点が欲しかったというのもありますが、ツィオルキン経由でブレイバーを出したときに

「ブレイバーを倒してもツィオルキンまで除去しないとまたエンドフェイズに出てきちゃうよ?(暗黒微笑)」

と圧をかけるための採用です。



《つまずき》の採用

採用したのは9分9厘「このデッキは【つまずき】です!」と言い張るためです。トライヒハートがいたら《つまずき》いらないじゃん!という声も多数上がっているそうです。

しかしそれでは浮かばれないので《つまずき》があると良いこと、というのをお伝えします。

絶対に読み取れないと思うのですが、この効果は「発動する強制効果」なのでチェーンブロックを組みます。そしてブレードラビットも強制効果なので

(トライヒハートの永続効果でラビットが守備になる)
 ブレードラビット(チェーン1)→つまずき(チェーン2)

とすることで発動無効(バロネスとか)をすり抜けて除去ができます。これは明確な利点です。





明確な利点、終了――。

このデッキではウォッチキャットから一応持ってくることができます。
相手が《つまずき》を割ることはない(もっと他にやるべきことがあるから)ため、次のターンには発動できるはずです。

ちなみにあまりに弱すぎて不採用になったのですが、魔獣の懐柔+駿馬で効果を起動することができます(既出?)

①魔獣の懐柔発動
②ウォッチキャット含む2体でクロシープ
③駿馬召喚、自身とサーチした盾持ちと懐柔でリクルートしたモンスターでリンク先にガーディアンキマイラ融合(効果なし!!!!!)
④クロシープ効果でウォッチキャット蘇生してエンドフェイズにセット

解門+エルドがどうしても採用したくない人は検討してみてください。



終わりに

人生2回目のオフ会、10月に開催された風霊デュエル会(とても楽しかった)にて使ったのですが、かなり感触は良かったです。文中で触れませんでしたがライフォビアというフィールド魔法、単体性能最強の疑いがある。

トライヒハートを簡単に処れるエクストラモンスターがユニコーンやサロスといった準備が必要なモンスターばかりなので、未然にうさぎちゃんでつついて盤面を維持する、みたいなちまちましたアドバンテージ稼ぎが性に合ってる感じでした。あと相手ターンを凌いだメイン開始時にブレードラビットをスッスッと縦横にするのが面白かったです。

ということで、前回よりは短く済ませることが出来ました。汎用の枠が割と自由なので、こんなんどう?とか無限に募集中です。ほんと、お気軽に教えてください。






その他の採用カード

前回に引き続き、中締めしたので細かい話を書いていこうと思います。あんま画像とかつけませんがよかったら一緒に考えていってください。

・皆既日蝕or闇の護封剣問題

のっけから画像をツケルクロー

ブレードラビットで倒せないリンクモンスターで警戒すべきはマスカレーナアストラムとヴァレルロードくらい(それらはシュライグで屠ります)なので、問題は「対象にとれないor破壊されない」モンスターです。

上記の通りスケアクローには丁度よく対象にとらない月の書があるのですが、ほかにもほしいなと思って採用したのが獣王アルファと皆既日蝕です。最初は闇の護封剣だったんですけど(一応ウォッチキャットでセットできる)、盤面解決力のあるデッキなのでデメリットも気にならんか、ということで皆既日蝕になってます。

・魔獣の懐柔
レスキューキャットが通らなかったor引けないときの二の矢です。メルフィ―に経由でキャットにアクセスします。3枚にしてると被った時がきついので2枚にしてますが、それじゃあ二の矢としてどうなの……という感じですね。トライヒハートが鉄獣リンクできれば……

・バロネス
ヴィ様+ライヒハート。制圧というより③の効果による疑似的な3枚目のブレイバーです。たまにブレードラビットを吊り上げることがあって、それはそれでウケます。

・パケットリンク
トライヒハートのマーカーは下に3つ伸びてるのでめちゃくちゃ強いです。最悪エルフでもいいです。単純にラビット2枚出してもいいし、ヴァレリフォーンやメルフィーを経由してもいい。ウォッチキャットはこれで出すのが一番現実的です。

オシャレ枠。ブレードラビットを戻して攻撃表示で出し直してもよし、レスキューキャットへの妨害を躱してよし。でも全然引かない。引かないから使用感もわからず入れている。






やっぱり書きすぎました、本当の本当に終わり。

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