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地域を語る①東北が好きになったきっかけの場所・気仙沼

コロナ禍で大好きな旅がしずらくなったように感じる。

僕自身コロナウイルスが広がるまで休みの日は日本各地を訪れていた。

特に僕にとって東北地方は特別な場所。

東北地方が好きになったのは今から遡る事6年前、大学1回生の夏休みに宮城県気仙沼市に訪れた時の事だ。

気仙沼はカツオの水揚げ量が日本一の港町だ。港にはたくさんの漁船と漁師さんで賑わっている。

初めての気仙沼では大学のボランティアで10日間ほど滞在して、

気仙沼復興商店街 南町紫市場と蔵内漁港でお手伝いをさせていただいた。

当時の復興商店街のイベントのお手伝いで見たスリーオンスリーのバスケの試合、夜に見た商店街を巡回する「ねぷた」。毎日訪れた亀の湯。

蔵内漁港でホヤを収穫するお手伝いしたり、漁師さんと話したり新鮮なことばかりだった。

特に漁師さんや地元の方からの「故郷やと思ってまた帰ってきてね。」という言葉が印象に残っている。

それから東北にまた戻りたい、そんな気持ちが芽生えた。


それから大学3回生の夏は当時所属していたサークルで自転車で東北を巡った。長期休暇で日本各地をめぐるのだが、特に東北を巡った時が一番印象に残った。

仲間と合流するまでの旅路で訪れた青森県の温湯温泉と入り口にあったこけしの提灯、カナダのバンクーバーのような絶景・十和田湖、小岩井農場など言い出せばキリがない。


それから大学の卒業旅行で行きたいと思ったがタイミングが合わずなかなか行けなかった。もどかしかった。

大学を卒業してから半年ようやく東北に訪れるチャンスがやってきた。

秋に紅葉に染まる鳴子峡と鳴子温泉へ訪れたいと思った。そして温泉に入った後気仙沼のゲストハウス架け橋さんへ行き気仙沼の街並みを自分の目でみるために1泊2日で飛行機をとって訪れた。

鳴子温泉を後にして気仙沼のゲストハウス架け橋についたのは夜でついた時には寒さもありヘトヘトだった。ゲストハウスでいただいた秋刀魚の煮付けは旬で身が引き締まっていて旅の疲れも癒えた。

旅を終えて飛行機に乗って関西に帰る時にまた東北へ行く計画を気付いたら立てている。その後の東北への旅では温泉に必ず入って気仙沼を必ず訪れるようなルートで旅をするようになった。


コロナが流行するまでに気仙沼には3回ほど訪れた。

どの旅で訪れる気仙沼は新しい交流もあり新鮮だった。

気仙沼はおもろい人がいっぱいいる。


コロナが収束したら気仙沼で行っていないところに足を運びたい。

東北、気仙沼は僕にとって故郷のような場所。

自粛期間に「いわて圏」という一般社団法人が主催の「おかえりな祭」というオンラインイベントに参加させていただいた時に、自分がなぜ東北が好きなのかがようやくわかった。

東北が好きになったのは関西にはない独特の文化だけでなく自然との共存する人々の暮らしが垣間見れるような気がしたからだと今になって思う。

東北に行けなくなって本当にもどかしいと感じたので、自分にできる東北との関わり方を模索していく。

コロナが落ち着いた頃には東北で行きたいリストでパソコンのメモに大量にリスト化されているだろう。

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