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イタリア・ミラノで学んでみるファッション妄想旅行計画②

意外に遅咲き?ミラノのハイブランドファッション

 2021年のミラノコレクションは新型コロナの影響から観客が入るのではなく、映像で行うブランドが多かった。このコレクションで目を引いたのはサルバトーレ・フェラガモの映像だった。

 映像の冒頭に出てくるCGの都市は完全に私感でしかないが何処か「イタリア未来派」の建築を漂わせている(フェラガモはフェレンツェが本拠地ですがミラノコレクションに出ています)。他にもドルチェアンドガッパーナはわかりやすいぐらい近未来をモチーフにしていた。そんなSF的趣向を凝らしたミラノファッション・ウィークであったが、意外にもこうしたイタリアハイブランドが世に出てきたのは、第二次世界大戦後であった。

 第二次世界大戦で廃墟となったヨーロッパでは復興めざましく、特に戦勝国となったフランスやイギリスが再び大きな経済力をつけていた。そして、資本はまたたく間に増大し、現在の産業構造と同じく、賃金の安い国に工場を立て、そこで生産を始めた。この賃金が安かった国がイタリアである。この過程でミラノにも服飾工場が多く投入され、現在の基盤が出来上がったのである。

 こう考えると、実際に中国もアナスイを始め多くの有名ファッションデザイナーを生み出しているから、もうすぐ世界で認められるハイブランドを送り出してくるんだろうなと感じる。

読んでくれた人へ
 今後、定期的にシルクロード横断日記や行きたいけど行けないという悶々とした気持ちで書いた、脳内妄想旅行の計画などをアップする予定です。お暇なときにでも、そちらも読んでやってください。ありがとうございました。スキをしてくれると僕のテンションが上がります。ファローしてくれたらうれション状態です。よろしくお願いします。人生の無駄遣い万歳^_^
HPやってます。いろいろな旅行関連記事を書いているのでよかったら寄ってみてください(^^)




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