Vancouver留学の記録④:苦労から光が見えるまで

 こんにちは。すなです。また突発的ですが、今日は、苦労から少し抜け出して、光が見えたお話です。(今はコロナになったことで、足踏み中ですが、復活したらまた動き出そうと思います)。気を付けているつもりですが、苦労したことを誇張して伝えてしまう癖が私にはありますので、どうぞ、楽にお読みください(笑)。長くなちゃったので、最後の方だけでもお読みいただけるとうれしいです。

・友達いないなって感じていた
 こちらに来た当日から自分が周りから浮いていると、ほぼ毎日感じていました。記憶が定かではありませんが、渡航後2週間のうち、そう感じないでいられたのは3日間ですね…。
個人的な考え方として、友達いないって感じたのはどういうことかと言うと、週末に一緒にお出かけしよう、と、誘おうかな、と思える人がいない、この後晩御飯一緒に食べようよって誘える相手がいない(そして、ノリで誘われたことは1度だけありますが、それ以外は、こちらに来てからは、誰からもどこにも、1度も誘われたことはないという認識です。)、授業でわからなかったところを気軽に聞くことのできるクラスメイトがいない、と言った感じです。もちろん、私の周りに親切な人がたくさんいてくれて、頻繁に手を貸してくれるし、スモールトークをすることはよくありました。それらはとてもありがたく、楽しいことです。たとえ、そのサポートが必要ではなかったとしても、その気持ちに、おのずと心から感謝なのです!それに、一人でご飯食べるのも一人で気楽にお出かけするのも大好きで、日本でもよくしています。一人の時間を積極的に確保しようとするタイプです(笑)。授業やテストでわからないことは教授に質問すれば良いし、むしろその方が良い、と言う場合もありますね。
それに、授業についていくのに必死だった私は毎日予習と復習に時間を費やしており、遊ばなくても暇をすることはなく、時間が足りないと感じるほどでした。
ただ、友達と遊ぶこと、次はいつ来られるかもわからないこの町を探検することはこの留学での私の大きな目標の一つであり、楽しみだったので、そのときの状況に、焦りや不安、不満、自己嫌悪と言った感情を抑えることはできませんでした。

・原因の認識、解決方法の発見、そして解決のための行動
 落ち込んでいる時間がもったいないので、まずはなんでこういう状態なのかを考えてみました。細かくリストアップしていると長くなるのでまとめると、要は、私が自分のことや自分の希望をあまり発信していないことが要因を作っているのかな、と思いました。英語がスムーズでないから話す量が少ない、視覚障害者について詳細を伝えていない、お出かけしようよって誘う、と言う挑戦をしていない、と言った具合です。
では、その、「していない」ことをしていくことが、状況の打開につながるかもしれないということか、と思い、あとは、それを実行に移すのみとなりました!

・なかなかうまくいかない、次の方法を考える気力もない…
 英語力はすぐには伸びないけれど、全力で友達の会話に耳を傾け(笑)、恥ずかしくても、会話を長く続けたり聞き取れない時に聞き返す回数を増やしたりしました。視覚障害についても、きっかけがあれば伝えていくようにしました。対面ではっきりと伝えるのがどうしてもできず、まずはテキストで遊びにも誘いました。それでも、1週間近く経っても状況は改善したとは感じられませんでした(個人情報にかかわると思うので、詳細を書くことは控えておきます)。
そろそろ留学期間も3分の1以上終わり、焦りを通り越して無気力になってしまったので、このままではまずい、と日本の友達に、電話で話を聞いてもらいました。話を聞いてもらうだけで心が休まって、とても助かりました。

・光が見えた
 苦しい日々は永遠ではないので、私の状況も少しずつ変化してきました。まず、無気力になる少し前から行っていた大学のジムで出会った同じ寮の大学生に、アイス食べようよって誘ってもらいました(まだ行ってません)。そして、授業の一環でキャンパスの建物の屋上にある農園に見学に行ったのですが、私も農業を手伝いたいと言ったら、快くOKしてくださいました(これも、昨日行く予定でしたが行ってません)。歳の近いコーディネーターさんが、放課後、時間ある日に近くの公園で、ちょっとハイキングしようよ、って言ってくれました(行きたくてうずうずしています)。そして、クラスで参加したイベントの帰り道に、一緒に歩いていた友達に、「すなと一緒にいると楽しい」と言ってもらいました(こんなにありがたいことってあるんでしょうか、うれしいです、ぜひ、何か誘おうと思います)。

・なぜ光が見えたかは…わからない
 なんで状況が改善したのでしょうか。時間が解決したのでしょうか。無理に、クラスの友達と仲良くなろうと頑張らなくても、大人でも子供でも、どのような人とでも、もし仲良くなれた人がいればそれ自体うれしいという発想の転換のおかげでしょうか。運気が訪れたのでしょうか、ご縁でしょうか。理由なんてないのでしょうか。わかりません。留学期間がもっと長がければ、悩んでいなかったかもとも思いますね。
努力して、自分の思い描くところに辿り着く場合とそうでない場合がありますし、そもそも努力を重要視しないという考え方もあると思います。たとえ努力を重要視していても、友達は頑張って作るものではないし、特定の環境に友達がいないことが悪いわけではないということにも納得します。それでも、私は自分や周りを傷つける方向ではなく、自分でワクワクしながら周りの人と仲良くする方向に向かって、あきらめないで進んで、本当によかったです!あ、やっぱり大げさ化もしれません…(笑)。

・どうにかなるんだと思う
 人間関係は難しいもので、私は友達関係に、特に悩んでいると思います。友達以外にも良い関係でいられる方々はいます!でも、人間は、うまくいっていないところに、ついつい、頻繁に目を向けては落ち込んでしまいがちです…。と言うか少なくとも私はその傾向が強い人間だと思います。軽々しく言えるようなものでもないかもしれませんが、このようにメンタルの強くない私も、落ち込んでは立ち直り、助けられて、と、どうにかやっているので、今、もし落ち込んでいる人がいたとしても、そんなに焦ったり、永遠に同じ状況が続く、と思ったりしなくても大丈夫だと思います。この私が言うのか?、って感じですし、焦らずにはいられない、と、自分でも思いますが。

 最後までお読みいただきありがとうございました。今度は、まじめに、勉強について書いたり、軽い話題を投稿したりしたいと思います。 See you next time.

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