Vancouver留学の記録⑤:栄養の基礎を学ぶ授業

 こんにちは。すなです。療養期間が続き、調理実習の授業を欠席しなければならないことはつらいものです。今日も部屋にいるのですが、勉強も読書も、普段と比べ物にならないほどサクサク進みます。普段もこれくらい調子良ければなとか思います(笑)。
 さて、今回は、留学の前半に受けたコースについて書きたいと思います。私は、留学先の大学で食について学んでいますが、前半は、栄養の基礎を学ぶ授業を受けました。よく知られている栄養素の種類、栄養素が体の中でどうなっていくのかという内容や、健康的な食事を実践するためのカナダの食のガイドラインや、食品のラベルの見方についても学びました。学内の農園や町のマーケットを訪れることもありました(農園とマーケットについては、授業以外で訪れた時のことを改めて書くかもしれません)。中間テストとファイナルのテストも受けました。授業は朝から夕方まで、基本的には1日5時間で、2週間の、短期コースでした。

・英語で学ぶ
 栄養について初めて学ぶ私は、慣れない英語で慣れない学問に取り組むことに必死でした(笑)。中学の理科の授業で習ったはずの消化のプロセスも、英語で学ぶとこんなに難しいのかと驚きました(図に触れながらだともう少し簡単だったかもしれません)。わからない英単語を辞書で引いて日本語で理解することはあまり好きではないのですが、そんなこと言っていられないほど、予習で辞書をたくさん引いておかないと、授業で言われていることがさっぱりわからないなんてこともありました…。特に、生物や化学は私の苦手分野ですので、それはもう大変でした。
 英語で学ぶことは楽しいことでもありました。具体的に説明するのは難しいのですが、心の中で日本語を唱えずとも、授業で習ったことを、すらすら、心の中で振り返ることのできた瞬間や、友達とグループワークをしている時に、専門用語を少しでも会話の中に入れることができている時に、楽しいなあと感じます!

・おもしろかった内容について
 一つの栄養素を、長い時は1時間以上かけて学ぶことは私にとって新鮮で、炭水化物に種類がたくさんある、ビタミンは油にとけるものと水溶性があってそれぞれのビタミンの不足による問題と毒性は…、のような内容を、「ほーっ」と感感動しながら学んでおりました。また、必要な分を超えて摂取した脂肪は、細胞にたまってしまうから太るのかー、人間の代謝は、基礎代謝が●●%、運動による代謝は●●%、これは運動した方が代謝上昇するなあ、と学んだ内容同士や、学んだことと日々の生活を結び付けて考えるのも楽しかったです。教授は、例を用いながら楽しく授業をしてくださり、予習でわからなかったことは、授業を聞いていれば、おおむね理解できたと思っています。

 お読みいただきありがとうございました。勉強の成果が成績に反映されることを願うばかりです(笑)。 See you next time!

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