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協力隊の面接。呑み会。町巡り。

こんにちは。
前回、四万十町の地域おこし協力隊に応募用紙を郵送したところまで書きました。
今回は、その後について書きたいと思います。

書類選考合格、いざ四万十町へ。

応募用紙を提出して、幾日か。
書類審査の合格と2次面接への案内が届きました。

2月某日。
僕は再び高知へ行く飛行機に乗っていました。

高知市内に1泊したのちに四万十町へ。
高知から四万十町までは電車で。
実は四万十町に来るのはこの時が初めてでした。

面接会場は四万十町の本庁舎でした。
当日は土曜日で役場には人がほぼおらず、担当者さんだけが待っていてくれていました。
控室に案内されると、すでに数人が来ていました。

後で聞くとこの時の応募は約30人。そこから面接に進んだのが15人程度ということでした。

緊張の面接

四万十町は平成18年に旧窪川町、旧大正町、旧十和村が合併してできた町です。
窪川に本庁舎、それ以外の大正、十和には支所があり、協力隊も旧町村別に配置されているかたちでした。募集も旧町村ごとに分けられていて、僕は大正地区のミッションを希望していました。

面接は一人ずつ。
別室に面接会場があり、そこで受けることになっていました。

正直緊張はしたと思います。
内容として覚えているのは、「呑めるか?」と聞かれたということだけです。

面接も無事に終わり。役場が取ってくれた宿に向かいました。

実はこの面接。2日間の日程で行われ、1日目は面接と呑み会。
2日目には希望地区の案内という内容でした。

宿に入った後、昼ご飯を食べに行ったのですが、コンビニもなくお店もわからないのでちょっと大変でした。

緩和の呑み会

面接の後、夕方になってからは呑み会です。
面接をしてくれた方とその後に呑み会をやるというのもなかなか珍しいとは思いますが、呑み会好きな高知県ならではのことではないかと思います。

近くの居酒屋さんで大宴会。

面接のときあれほど怖そうな感じだった方が、呑むと陽気になっていたり、”返杯”や”練習”などといった高知ならではの呑みマナーも聞いたりして楽しい呑み会でした。

合否には関係ないということでしたが、僕は今でもこの呑み会の様子は合否に関係していたのではないかと思っています。

呑み会のあとは一緒に面接を受けた人たちと宿で呑みなおし。

周りのみんなが地域おこしについて凄く詳しく圧倒され、「受からないだろうな」という心持になったのを覚えています。

四万十に惚れた瞬間

翌日。
大正地区の希望者4名とともに現役の協力隊の方と、役場の方に案内をしてもらいました。

大正地区へは窪川から車で約30分。
そこから、下津井地区、中津川地区、打井川地区と案内をしてもらいました。

下津井地区では、当時下津井温泉というのがあったのでそちらを。
打井川地区では、地域づくりセンター「たにんごや」と海洋堂ホビー館を。
中津川地区では、集落の様子と久木の森山風景林を。

下津井の幽玄な様子も良かったし、打井川でいただいた昼食も美味しかったです。
しかし、中でも一番印象に残ったのは中津川で見た久木の森山風景林でした。

当日は雨が降っていましたが、それと相まってとても神秘的で美しい風景がそこにはありました。

案内の中で唯一写真に納めたのが風景林の風景でした。

そして、この時僕は四万十町に惚れたのです。

案内も終わり、僕は福岡へと帰りました。
結果は3月の始めに連絡が来るという事でした。

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