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高校野球が、試合が始まる前に「整列!」をする理由が「稼ぐこと」の本質と気付いた

どうも、しょうです。

高校野球が終わりましたが、高校野球から多くのことを学べるなーと感じたので、

ここで、アウトプットついでに書いていきます。

これは「稼ぐ」上でも大事なことで、「人生」においても大事だし、もちろん、文章を書くうえでも大事だなーと思いました。

つまり、「本質を見失わないようにするためには?」がこの高校野球から感じることがありました。

この本質を見失ってしまうと、

「あれ?自分って、なんでこんなことをしているんだろう?」

と、気付いた時に思うし、その時点で

「やばい!ここから抜け出したいけど、もう無理だ…」

と、後戻りができずに、ジ・エンドになることもあります。

だから、「本質」、もっというと「目的」を見失わないようにすることって、めっちゃ必要だなーと。

僕は、時間が経つと、「目的」と「手段」が入れ違うことがあります。

8年も務めた公務員を辞めた理由が、

「自分の人生を生きてやるー!!」

と思っていたのに、いつの間にか

「金!!労働!!迎合!!人脈!!」

みたいなことになって、

「あれ?これって、結局、公務員時代と同じじゃね?」

と感じていました。

まさに、「目的」と「手段」を入れ違った時期でした。

いくら、あの時に熱い決意をしたとしても、時間が経つと忘れてしまいます。

特に、余裕がない時期が長いほど、自分を見つめ直すことがなくなって、

目の前のことをさばくことに、精一杯になる。

その結果、目的と手段が反転して、目標がズレてしまうんです。

これ、僕がよくやっていたことなので、気をつけたいなーと自戒を込めて書いています。

では、どうやったら目的を忘れないか?
目的と手段を反転しないか?

そのヒントが、高校野球を見ていたら、気づくことがありました。

高校野球って、始まる前に「整列」をしてお互いに顔を合わせて、審判が

「礼!!」

と言った後に、

「お願いします!!!」

と相手チームにお辞儀をしています。

これを見たときに、

「なんでこんなことをやっているんだろう」

と不思議に感じたんです。

これは、僕の解釈ですが、この礼には、

「正々堂々とプレーすることを誓います!お互いがんばりましょう!!」

という決意表明だと思いました。

そういう「儀式」をすることで、「目的」を失わないで済む。

この「儀式」には、他にもあって、

例えば、公務員では、仕事が始まる8時30分に国歌が流れて、国旗掲揚が行われます。

国歌が終わるまで、国旗に正対して待ちます。

これも儀式ですが、この意味は、

「日本のために全力で貢献することを誓います」

ということを教えてもらいました。

公務員の目的は、営利ではなく「貢献」なのです。

「その目的を忘れるんじゃない!!」

ということで、このような儀式をしているそうです。

他は、

ご飯を食べる時の

「いただきます!」

や、終わった後の

「ご馳走様でした!」

「食べ物に対する感謝を忘れないように!」

という儀式みたいなものです。

あと、

・入学式や卒業式
・入社式
・会社の朝会
・初詣
・結婚式
・葬式

なども一種の儀式になるのですが、これも

「(目的を)思い出すため」

でもあると思います。

・感謝をする大切さ
・これから頑張ります!という決意
・何のために働くのか

そういう「目的」を思い出すため。

人は、時間が経つと忘れます。

これは、文章でもいえて、文章でも

「大事なことは何度も同じことを書く」

という技術があります。

角度を変えて、何度も同じことを書くことで、読者に

「これが大事なことなんだー!」

と感じてもらう。

国語のテストで、「作者の言いたいことを要約しなさい」という問題の答えって、

同じことを何度も繰り返していることが多いです。

本を書いている人も

「他は忘れてもいいから、これだけは覚えてくれー!!」

と必死なのです。

この思い出す行為が、「儀式」にはあると思います。

だから、高校野球では、毎試合「整列!!」をして、

「正々堂々とプレーすることを誓います!お互いがんばりましょう!!」

と目的を思い出しているんだなーと。

まぁ高校野球以外でも、他のスポーツでも同じですが。

神社で、毎日参拝をする人は参拝をすることで、目的を思い出しているんです。

これは、脳科学的な観点からも重要で、

「受験が上手くいきますように!」
「みんなが幸せになりますように!」
「人々に貢献できる人になりますように!」
「ダイエットしてモテますように!」

という感じで声に出すことで、脳が願望を叶った未来の臨場感を上げてくれて、

自然とその方向に向かっていくことができるそうです。

脳というのは、僕たちが思っている想像以上に敏感で、

・どの言葉を使うか?
・どんな情報を取得するか?
・どんな環境にいるか?

で、その方向に向かっていきます。

ネガティブであれば、ネガティブな方に進んでいくし、

逆に、ポジティブであれば、ポジティブな方に脳が進んでいく。

だから、口に出す言葉も気をつけなくてはいけないんです。

でも、特に僕は弱い人間なので、すぐに楽な方に流されちゃいます。

上手くいかないとこれ以上傷付きたくないから、ネガティブな言葉を自然と放って、保険を掛けてしまう。

そんな弱い自分を正すためにも、「儀式」は、とても重要だなーと。

これは、ビジネスでも同様で、

「人に価値を与えるビジネスをしたい!」

と思って始めたのに、いつの間にか、欲求にのまれて

「自分だけ稼げればそれでいいー!」

という価値観に変わる。

正直、そんな自分勝手な価値観で作った商品やサービスに対して、お金を払いたくありません。

だから、そんな価値観を

「本来の目的に思い出す」

ための行為として儀式は必要かと。

そんなことを、高校野球から学びました。

では!!

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