見出し画像

台風の威力と去った後の景色が人生と同じ

どうも、しょうです。

この記事を書いている時に、台風10号が九州と中国に来ているというニュースを見ました。

静岡県焼津市は、冠水をしていて大変なことになっているそうです。

僕の地元である山形県天童市では、

「山の神様がいる」

ということで、僕が生きている28年間で台風や地震などの自然災害が一切ありません。

「明日、山形に台風が来るー!」

となっても、結局、台風が山形から遠くなってしまいます。

東日本大震災では、当時僕は中学生で、卒業式の練習をしていましたが、

停電

ぐらいの被害で収まっていました。

それぐらい、山形県天童市の場所は、自然災害から縁が遠いです。

なので、就職で千葉県に行ったときは、驚きました。

僕は、公務員だったので、自然災害が起きた際は、緊急出勤として休みの日でも、駆り出されます。

ある日、松戸市立病院に犯人が入院しているということで、その犯人が逃げないように、動静監視ということで、

上司と2人でその人を見ていました。

その日が、運が良いのか、悪いのか、大型台風が千葉に上陸している時だったんです。

病院は、そういう自然災害を想定して、建物をものすごく頑丈に建てられています。

万が一、病院が壊れてしまったら、病人を避難しないといけないし、中には身体が動けない方もいるわけです。

なので、どれだけ強烈な台風が来ても、病院内は静かです。

「本当に台風が来ているのかなー」

という静けさ。

でも、窓越しに外を見ると、木が竹刀のように、グィーとなっていて、

「外ヤバそうな…」

と、感じていました。

そんな中、

「東海林、ちょっと車を移動してくんない?」

と言われます。

その時に、職場から病院まで乗ってきた職場の車が、立体駐車場の屋上に止めていたのです。

木やガラスが車に飛んできたら破損してしまうし、職場の車なので丁寧に扱わないといけません。

「え?この中行くの?」

と心の中で少し心配になりながらも、

「分かりましたー!」

と、車の鍵を持って、外に向かいました。

「まぁ、そんなに大したことないでしょ」

と思いながら、病院の自動扉を出て、外に出た瞬間、

「ビューーーーーーーーーーー!!!!」

とものすごい勢いで、雨と風が襲いかかりました。

「これはヤバいーーーーーー!!」

と思い、たった10秒しか経っていないのに、服がビチョ濡れになり、そして、何よりも

「息ができん….」

というぐらいの風の威力。

傘なんて本当に意味がありません。

「これが台風かーーーーーーーーーー!!」

という強烈な思い出があります。

初めて台風の怖さを感じました。

なんとか車を移動して、病室に戻ると、

「お前ヤバいな。笑」

と上司に言われるほど、全身が水で濡れました。

その時は、犯人に、

「お前のせいで、俺は….!!」

と心の中で恨みました。笑

だから、本当に台風の時は、外に出ないほうがいいです。

たまに、海の様子を見に行く人がいるのですが、正直、何を考えているのか分かりません。

そんなことを過ごして、なんとかこの日を乗り越えて、朝になると空が

「パァッ」

と、昨日までの天気が嘘のように、晴れていました。

「こんな空って、キレイなんだ」

というほど。

当時の25歳の僕は、

「人生みたいだな」

と感じていました。

台風が来る時って、雨が降ってきて、段々と強くなって、ピーク時には強烈な風と雨量で、苦しめてきます。

でも、それを乗り越えて、台風が去った後は、キレイな空に変わり、

「昨日って、台風が来たんだよね?」

と感じさせるほどの景色が待っているのです。

僕の人生もそんな感じで、僕って不器用なので、初期レベルが超低いので、

みんなが1レベルであれば、僕は0.00001レベルみたいな感じ。

なので、最初は、本当に大変です。

みんなが普通にできることができずに、ポンコツで、

「なんで、俺ってみんなができることができないんだろう…」

と苦しむ。

当然のように、上司や先輩からめちゃくちゃ怒られて、

「使えないヤツ」

とレッテルを貼られる。

その間、同期たちはどんどん活躍をしていって、良いキャリアを積み上げていく。

「おれって、センスがないな」

と良い意味で開き直り、

「おれは能力が低いから、地味なことを続けていこう!それしかできんし。」

となります。

すると、1年後には、気づいたら同期たちを抜いていって、

・最年少本部
・昇任

という結果を出していった。

目の前のことに集中していったら、いつの間にか、周りがいなくなった。

だから、辛い時期こそ、耐えて、我慢して、自分のチャンスが来るまで、淡々と目の前のことに集中すること。

運が回ってきたら、

「運が来たこと」

に気づいて、

「このチャンスのために、いままで辛い過去を乗り越えてきたんだー!!」

と、そこにすべてのエネルギーを投下して、モノにしていく。

そういえば、今までの人生はその流れだった。

僕は、運良く、チャンスをモノにできて、いま20代で年商何十億円と繋がることができて、

その人が住んでいるマンションに住んでいます。

いままで山形で、実家と図書館を往復するだけの人生だったのが、一変しました。

だから、辛い時期でも、苦しい時期でも、絶対にチャンスが回ってくるから、

そこまで耐えれば、必ず晴天になる。

そう信じていれば、いまの時期を耐えることができます。

「チャンスが回ってくるまで、エネルギーを耐える時期」

僕もそうですが、人は、苦しい時期に、諦めたり、違うことをやったりします。

そこで、変な方向にいってしまい、軌道不可能な人を何人も見てきました。

人生には、ある程度の法則があるということですな。

僕のビジネス界隈でもそうです。

僕がYouTube台本に参入した時の人は、いまではほどんどいません。

最初は、一番下で、売上も全然なかったのに、気づいたら、みんないなくなって、

YouTube台本業界では、僕しかいない状態です。

そういうことが起こります。

だから、

「未来は絶対に良くなる!」

と信じて、目の前のことに集中していけば、いつの間にか、美しい景色が待っているのです。

この「確信する力」は、実は、とても奥が深いです。

この力があれば、身体が固くても、一瞬で柔らかくなることも可能になります。

「そんなこと本当にあり得るの?」

と思うかもしれませんが、これは「催眠療法」と言われている方法らしいです。

「自分は身体が柔らかい」

と信じる。

わさびだって、

「クリーミ」

と思えば、一切辛くなくなるらしいです。

脳って面白いですね。

この世界は、すべては思い込みで形成されているんです。

だから、

「俺の未来は絶対に良くなる!!」

と100%の確信、信じれば、自然とその方向に努力をするのです。

ただ

「叶えば良くなる!」

という、行動や努力を一切せずに叶う、そんな魔法みたいなこととは、違うということだけは言わせてください。

急に、

「これをやれば、絶対に上手くいくー!!」

という道筋が見えてきて、その未来がはっきりと見えてくる。

実際に、そのとおりにやれば、自分が確信している未来になる。

僕が、公務員からビジネスの世界に移ったときも、

「なんとなく、上手くいくかも」

と思って、その道を進むことにしました。

過去 → 現在

ではなく、

未来 → 現在

なのです。

すでに、未来では叶っていて、ドラマを逆再生をしている感覚。

漫画であれば、

「1巻から最終巻」

という流れて読んでいきますが、

「最終巻から1巻」

という流れで読んでいくイメージ。

「敵を倒している(結果)けど、どうやって倒したの?(原因)」

というように、あらかじめ結果を分かっていれば、安心して読んでいられます。

(「この後どうなるのー!」というハラハラ感はなくなりますが。)

だから、台風が来ても、

「この台風が過ぎたら、きっと美しい景色が見える(台風一過)」

と思えば、少しは安心できます。

これが、

「台風が過ぎた後は、街中が更地になっている」

となれば、恐怖しかありません。

あなたは、どっちが良いですか?

僕は、前者が良いです。

だから、いまどれだけ台風でびしょ濡れになってブルーな気持ちになっても、現状に絶望していても、

「未来は絶対に良くなる!」

という希望を持ち続けたいなと。

「今」がダメでも、「未来」は絶対に良くなると。

人間は、「希望」が無くなると、無力になります。

・どんなに強敵でも、おれなら勝てるという「希望」
・どんなに難しい問題でも、おれなら解けるという「希望」
・どんなに不満、不安を感じる今でも、おれなら未来は良くなる「希望」

と感じる。

この気持ちを忘れないように、思い出す作業として儀式をすると同じですね。

そう感じることで、人間は、諦めずに進むことができます。

不思議ですね。

だから、目の前のことに全力で、努力をし続ける。

これは、諦めてはいけません。

正しい努力で、正しい方向に進んでいけば、絶対に報われる日がきます。

「理想とする未来」

を信じて。

一緒にがんばっていきましょうー!!

僕も頑張ります。

では!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?