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イケおじ先生を囲む会:365日後に育休復帰する父(143日目)

 今日は職場の先生にお呼ばれし、飲み会に参加。飲み会と言っても大人数ではなく、2、3年前から年1〜2で開催されていた6人程度の小規模なもの。

 今年になって、自分は育休、2人は異動、1人は旦那さんの海外の日本人学校派遣の付き添い(今回は電話参加)と、元々の職場からごっそり人が抜けていますが、それでもこうして集まれるのは嬉しいものです。

○厳しい中学校事情

 今年中学校に異動した先輩教員と話をしていると、やはり小学校とはまた違ったキツさがあるようで。

 週何コマ授業を持っているか聞いてみると、まさかの25コマ。自分が勤務している小学校では、高学年の英語2コマと音楽1.5コマには専科の先生が入っているので、ほとんどコマ数としては変わらないのはビックリです。

 自分の専門科目だし同じ授業を使い回しできる部分もあるとは言え、小学校よりも内容が難しい中学校の授業を25コマもとは…。中学校の先生って20コマくらいであとは空きコマかと思ってました。

 しかも空いたコマは特別支援学級の授業を任される時もあるようです。小学校はどの先生でも全部の教科を教えられますが、中学校の特別支援教室って専科なのでどんな感じで回ってるのでしょうか。話を聞いてて仕組みが気になりました。

 また、地域への移行などが叫ばれている部活動事情を聞いてみると、先輩の勤務校ではバレー部のみ移行が進んでいるそう。

 バレーは元々クラブがその地域にあったので、そこがうまく受け皿として機能しているようですが、他のスポーツはなかなか進まないとの事。一応、来年度には地域に完全移行している計画だったんですが、やはりそう簡単にはいきませんね。

○教員の様々なキャリア

 この飲み会は元々、40代のイケおじ先生2人を囲む目的で始まった会です。そのイケおじ先生たちの現在は、1人は社会教育主事として生涯学習センター勤務、1人は教頭として働いています。

 後学のため社会教育主事のイケおじ先生に仕事内容を聞くと、講座を開くための講師の先生を探す際、手当たり次第に大学の先生方に依頼メールを送るなどしていると聞いて驚きました。社教主事って、そんな飛び込み営業のような事をやるもんなんですね…。

 この先生の生涯学習センターにしてもそうですが、教員として採用されても少年自然の家や博物館で勤めたり、教育委員会に行ったり、民間企業への派遣があったりと、色々楽しそうなルートがあるそうで。

 自分は教諭一筋40年だと飽きてしまいそうなので、教員の身分で色々な所で働けるこのような制度をうまく活用したいですね。

 今一番気になっているのは南極派遣です。本当はJICAや海外の日本人学校派遣も興味ありますが、家族を道連れにしなければいけないので厳しいところです。

○終わりに

 久々に職場の人たちと話せてとても有意義な時間でした。

 去年一緒に学年を組んだ後輩先生が、3年目にして6年担任かつ体育主任という激重ポジションだという話を聞いて、物凄く教員として成長しているところなんだろうなあと感じました。

 秋の運動会は娘と一緒に見に行くので、体に気をつけて無事に乗り切ってほしいものです。

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