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共感覚と電磁波と情報量

0.これまでのまとめ

今までの「意識の潜在能力に関するー」シリーズをできれば読んでいただきたいのですが,僕は今テレパシーの実験を主に行なっています。

これまでの実験結果でわかったことは,人間はテレパシーが使えることと,テレパシーの実現には送受信者間の距離は無関係であることです。

他にも色々ありますが,とりあえず大事なのはその二つです。

僕は受信者として,送信者が無数の可能性の中から書いた絵の特徴を偶然ではありえない精度で的中させました。

他にも,インターネットで繋がった3人の日本の仲間たちは,ドイツの僕が見ている景色を異口同音に「植物を感じる」と答え,実際に僕の目の前には多数の植物がありました。

はい。

このnoteでは,テレパシーのような人間の意識に宿る潜在能力の開発成果の発表と,そういった実際的な経験を根拠にした哲学的思索を行なっていきます。

1.今回の実験

今日も色々と遊んでいたのですが,新しいチャレンジとして「50音の送受信」を行いました。

「50音の送受信」とは,今回の場合は,たとえば「あ」「い」「う」の中からどれか一文字を送信者が受信者に送信し,受信者が入ってきたヴィジョンを答えるというものです。

10回やったんですが,結果はちゃんと記録してません。でも,記憶の限りでは,一人は1回しかミスってなくて,僕は3回くらいミスって、もう一人は半分以下の正答率でした。

ちなみにいっておくと,僕らはすでに,テレパシー能力は訓練次第で誰でもどんどん上達していくものだと半ば確信していますので,実験とは言ってますが,「テレパシーが可能かどうか調べる」フェーズはもう抜けていて,まるで部活のトレーニングのように,楽しみながら延々とイメージの送受信を繰り返しています。

なので,なんと言いますか,テレパシーが実際に可能なのかどうかという部分は,読者の皆さんで各自確かめていただいて,読者の皆さんの実際の経験を元に,記事を読み進めていただくのが一番よいです。

テレパシーの実験は,一人ではできませんので,同じように意識の潜在能力の開発に興味のある友人が見つかるととても楽です。リアルではなかなかそう言った都合のいい人に出会うのは難しいですので,インターネットを使うと楽だと思います。まあでもとにかく,試す前から否定せず,実際にやってみて欲しいです。やり方はなんでもいいです。瞑想して,送信者は送りたい感覚になりきる,受信者は直感だけに意識を集中させる。です。

はい。そんな感じです。そして,今回も何百回も試した訳ではありませんので,結果が偶然なのか必然なのかという所の客観的な判断はできません。

実際に,50音を一文字送信するテレパシーは可能でした。

2.考察

今回の実験を通して思いついた仮説が3つあります。

「テレパシーにおける言語とは知覚・感覚なのではないか」

「遠距離テレパシーはインターネットの電波が関係しているのではないか」

「テレパシーの難易度は情報量に左右されるのではないか」

順番に説明していきます。どれも直感的な仮説ですので,ファクトとロジックはこれから集めます。

「テレパシーにおける言語とは知覚・感覚なのではないか」とはつまり,テレパシーによって送受信できる情報とは,意識が実際に味わうことのできる感覚そのものなのではないかということです。

五感などの感覚,色や匂いや質感,手触りや味,音などの感覚的な情報を送受信しているのではないかということです。

しかし,だからと言って感覚以外の情報は送受信できないと断じるのもロマンがないですので,知覚・感覚的(非言語的・言語以前的)な情報が,テレパシーの実現に大きく関わっているのではないかと言った程度にしておきます。

で,この仮説はなぜ重要かというと,もしも一次的に送受信可能な情報が感覚・知覚(こっからセンスデータと呼びますね)なのだとすると,数字や言語の送受信を行うためには,それぞれの記号に対応する個人的な共感覚情報を集め,整理し,個人の共感覚を媒介して,共感覚と記号を対応させることで,文字や数字などの記号およびそれらが連なって作られる単語や文章の送受信が容易になるのではないかと思われるからです。

つまり、、たとえば少し20秒くらい目をつむって,「あ」という文字を思い浮かべて,それに付随して生じる感覚を確かめてみてください。「色」や「温度」,「質感」や「その他の雰囲気」など。ちょっとやってみてください。


ーーーやってみた人は下へーーー


どうでしょう?僕らは「赤」や「暖かい」などの共感覚を共通して持っていました。読者の皆さんはどうでしょうか。

で,その「あ」に対応する感覚が共感覚です。そして,このような共感覚は人それぞれみんな違います。「あ」に「黒」を感じる人も,多分います。

ですから,テレパシーの参加者それぞれの,50音それぞれの共感覚を整理し参加者全員で事前に共有することによって,受信した感覚を文字に翻訳する形で,言語の交換ができるのではないかと考えました。(これはまだ実験途中です。)

「赤」「丸い」のセンスデータが入ってきた→この人は「赤」「丸い」は「あ」だったな→「あ」と確定させる という流れ

はい。それが思ったことの一つです。次は,「遠距離テレパシーはインターネットの電波が関係しているのではないか」です。

これはテレパシーが成立しているとして,ではなぜドイツと日本でテレパシーが成立するのかという疑問に対する仮説です。

これは物質的な現実の範囲内で物理学とかで説明しようとしたものです。

いるかのエコロケーションは,テレパシーなんですが,脳やその他の肉体が発する波動的な情報を別のいるかの脳が解析することで成り立っています。ラジオみたいな感じです。それで,他のいるかがみているビジョンがみえます。その仕組みです。

近くにいる人間同士のテレパシーも,実験で確かめられてないだけで,脳波の干渉だとか,脳には他の人の脳波を感知しているかみたいに他の人のビジョンをみる機能が実はあったということで説明がつきます。

しかし,ドイツと日本という長距離間で,その,脳波のような情報があるとして,それが実際にやりとりされるということは,テレパシーに距離は関係ないということになります。少なくとも,1万キロ以内にいる必要はないということになります。

僕らは実際にインターネットで繋がっていましたので,インターネットを介した情報経路が3人の間に実際に生まれているわけで,この情報経路をなぞるような形で,生み出した想念が伝達された可能性はあるのかもしれないということを思ったわけです。

もしくは,やっぱり,自我に先行する意識体は,時間や空間にも先行していますので,僕らには知覚できない,この世のあらゆる経験が詰まったデータベースみたいなものにアクセスして,それをやってるのかもしれません。僕はこっちの方が好きかな。

とにかく,この疑問に答えるためには,参加者の間でインターネットを遮断してテレパシーを送りあってみる他ありません。時間を指定して,インターネットを繋がらずに,みんなそれぞれの家の近くの公園とかにスマホも持たずに行って,決められた時間に想念を送るのです。この実験を,今後やってみようと思います。テレパシーにインターネットが関係あるのかどうかを調べる。

はい。で,最後に気になったのが「テレパシーの難易度は情報量に左右されるのではないか」という仮説です。

これは,3択の出題は容易に答えられたのに,出題者が選択肢を無限個に拡張した途端,主観的に,受信が難しくなったので,この仮説を立てました。

そもそも情報とは,アンドリュー曰く,「あるシステムが様々な異なった状態の中から有限個の状態を選択するときに生じるもの」ですので,3通りのうちどれなのかという情報と無限のうちどれなのかという情報は,前者の方が情報量が少ないのです。

そして,コンピュータでも,情報量の多い動画や静止画は送信するのが難しいのと同じように,テレパシーでも,2択や3択は一番簡単ですが、無限の可能性の中からビジョンをそのままの形で送るというのは,難しいのではないかと考えました。

コンピュータとネットワークのイメージを意識に応用すると、アナロジーですっきりいろいろいきます。

ですから,この仮説を頼りに,今後のワークの方向性を決めようと思います。つまり,テレパシーに関しては,送受信する情報量を徐々に高めていくようにして訓練を行うということです。

とりあえず今こんな感じです。

3.今後の課題

上にも書いたけど,とりあえずテレパス3人で50音に対応するそれぞれの共感覚を確認しあってインプットする。

そして,50音の50分の1のテレパシーの成功率を8割くらいまで高めたら,次は日本語による二文字の単語の送受信に挑戦する。その後,一度に送る文字を増やしていき,いずれは文章の送受信の実現を目指す。

あとは,オフラインのテレパシーでも距離が関係ないか試してみる。


この二つかな。読んでくれてありがとー

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