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「実行可能JARファイル」と「例外処理」 職業訓練33日目

目次

・実行可能JARファイルとは?

・実行可能JARファイルの作成

・「例外」とは?

・「例外処理」

実行可能JARファイルとは?

実行可能JARファイルとは作成したプログラムが開発環境の外で正しく実行するのか確認する(動作確認)際に必要となるファイルです。

実行可能JARファイルの作成

eclipseのメニューから「ファイル」→「エクスポート」選択画面が開いたら「Java」→「実行可能JARファイル」を選択し「次へ」をクリックします。
次に表示された画面で「起動構成」を選択。作成対象のプロジェクトを選択し、エクスポート先とファイル名を指定します。ライブラリー処理は「生成されるJARに必須ライブラリをパッケージ」を選択して完了です。

「例外」とは?

「例外」とは簡単にいうとエラーのことです。例えば指定したファイルが見つからなかった。数値入力をする処理において数値以外のものが入力されてしまった。配列を扱うプログラムを実行したが、配列要素数を超える値が入力されてしまった。このようなエラーが頻繁に起こります。エラーが起こるとプログラムは実行されず。また最初から実行する必要があります。

「例外処理」

エラーが起こる度に一番最初に戻るのは非効率的です。したがってエラーの箇所だけを修正できるようにプログラムを組むことを「例外処理」と言います。例外処理で必要なことは⑴エラーを発見すること⑵エラーがあった場合どのような処理をするかです。

⑴エラーを発見するプログラム

エラーを発見するには「try」を使います。「try」とはブロック内のプログラムにエラーがあるかを調べる処理をしてくれます。

⑵エラーがあった場合に処理をするプログラム

エラーの処理には「catch」を使います。「catch」とは「try」が発見した例外と、「catch」が指定した例外が一致していれば、プログラムを実行するという処理をしてくれます。

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(tryとcatchの構文)

try{調べる文}

catch(例外のクラス→つまりエラー名 変数名){例外が起きた時に処理する文}

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処理の流れとしては⑴「try」で例外を調べる→⑵「catch」で処理する→⑶

「try」と「catch」以降のプログラムを続行するという流れです。

・よくある使い方

様々なウェブサイトの入力フォームなどで使う技術で、入力されていないところや、数値が数値じゃないところを見つけたら、入力し直すように処理するプログラムが代表的です。エラーメッセージを表示して、入力画面に戻るといった感じです。


今日はこの辺で失礼いたします。ありがとうございました。

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