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商品やサービスを流通させるためには、コンセプトと物語を必ず作るべし

どうも、ブランドプロデュースラボ代表の川本です。最近、本の執筆作業をしているのですが、過去の物語の洗い出しをすることになりまして^^。

今日の記事は、何か売りたいものがある、だけど届け方がわからない・・・。そんなアナタに届けば嬉しいです。結構長い記事なので、時間がある時に読んでみてくださいね♪

なんとなく広報宣伝しても、”なんとなく”の結果しか得られない。

僕が経営支援の中でご相談を受けることの中で、もっとも多いジャンルが「売上アップ」つまり「集客」です。

売りたい商品・サービスがあるから相談に乗って欲しいと言われる機会が多々あります。そうすると、SNSの活用・ブログの運用・チラシの配布・広告の運用・営業など様々な対策の話があがります。色々とやっているけど、うまくイカナイっておっしゃられます。

やり方はめっちゃ合ってますが、これらは手段にすぎません。プロモーションをするためには、まず戦略づくりが大切です。”なんとなく”では、結果はうまないのです。自分がやっていることの意味を理解した上で、広報すると結果がでます。まずは基本的なに内容をマスターしていただきたいです。

その基本的な考え方は、以下のブログにも記載しているのでぜひご覧ください♪

プロモーションに命を吹き込む ” コンセプト ” と” 物語 ”作ろう!

商品やサービスを売るためには、やはりコンセプトが重要です。ただ、これはみんな知っていることですが、意外とできていないことが多々あります。例えば、○○養成講座でインストラクターの資格をとって、”自分らしさ”の色をつけずにそのまま、販売をしている方も多々あります。これだと、ライバルも多いため、なかなか売れないケースも多々あるかなと。

大切なことは、”何を売るか?”ではなく、”誰が売るか?”です。その商品を作った、あなたがどんな想いを持っているかを洗い出し、コンセプトを「コトバ」に変えていかなければなりません。


事例紹介:廿恋酒を作ったときのこと

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例えば、僕の場合、数年前に日本酒をOEMで作ったことがあります。このお酒を作ろうと思ったキッカケは、地元である広島県廿日市市を知ってもらうキッカケを作る商品を作りたかったからです。

僕は大学も東京で、起業生活も4年程度は東京で活動をしていました。東京で地元のことを話すと、宮島は知っているけど、廿日市は知らないと言われることが多々ありました。「同じ町にあるよ」って伝えると、びっくりされることも(笑)海も山もあるいいマチだし、なによりも僕自身が高校時代まで過ごした故郷でもある場所。もっと多くの若い方が集まる場所にできたらなという願いを持っていました。なかなか行くって言っても、東京からだと距離があるから、商品を通じて、地元の物語を伝えられるモノを作ろうと考えて、企画スタートすることにしました。

その中で、地元の課題を探していくと、当時 地元である廿日市市は学生・働く世代の人口流出が多いマチでした。その課題が解決する企画にしたいと願い、「縁結び」ができるお酒を作りたいと思うようになりました。

こうやって、企画のコンセプトを決めて、ブランドのネーミングを「 廿恋酒(はつこいしゅ) 」としました。最終的に、プレゼン資料に残したコトバはこんな感じです。

廿恋酒とは、、、
廿日市に、恋をするお酒(地元のことが好きになる)
廿日市で、恋をするお酒(縁結びのお酒)
廿日市に、来たくなるお酒(観光促進のお酒)


このコンセプトを表現するストーリーを作って、仲間の方にプロモーションムービーも作っていただきました。(制作:SEAGLASS)

こうやってうまれた、ブランドネーム・コンセプト・物語を、営業の時やウェブなどのせて発信をしていきました。そうすると、反応率はものすごく高かったです。コンセプトや物語は作り込むと、売り込むのではなく、買いたいと向こうから言っていただけるようなプロダクトを生み出すことができます。

正直、このコトバを生み出すために、辛いことは沢山ありますし、時間もかかります。作っては、壊しの連続。ただ、その生み出す時間の中に、あなたの中にある答えはきっとあります。

ぜひ、挑戦してみてください^^。


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