新品よりもずっといい

新品よりもずっといい

ここ数年履き続けていたパタゴニアのショーツが破れてしまい、パタゴニアの修理サービスに出した。

新品を買うこともできるし、考えた。
そうすればパタゴニアという企業を支えることができ、パタゴニアが成し遂げたいことにもサポートができる。
また、自分として最新の機能を備えたギアを使う喜びがある。

“買い物は投票だ” と言う。

パタゴニアが好きで、自然が好きで、その両方を支えたい。その意思と、今回使い続けてきたショーツ への愛着などをいろいろ考えて、今回は初めて修理サービスを選択した。

“買い物は投票だ”

なにも、新品を買うことだけが買い物ではないし、パタゴニアを支援することではない。
むしろ、新品を買わず、修理し続け、使い続けることがパタゴニアの価値観や理念にも沿うだろうし、修理という面で、ある種「売上」としてもサポートができ、結果支援になる。

修理サービスに向けて発送し、約2週間して、メールの連絡が来た。
これから僕の送ったショーツを確認し、修理可能なのかどうかの判断、そして見積もり、修理という流れになるそうで、これに約2週間要する。

待ち遠しいが、ワクワクする。
新しい商品をネットで買い、その発送を待っている時と同じようなUpliftさせられる感じだ。
いや、むしろ出来上がりの見た目が想像できないだけに、それより楽しみだ。

製品の状態によっては、修理不可とみなされるが、その時はリサイクルプログラムに回してもらうようにお願いした。
その時は、リサイクルに回った自分のショーツ の生まれ変わりとして、別のパタゴニアの製品を探してみるつもり。

壊れたものを修理に出して待つことが、こんなにワクワクする楽しい事だとは知らなかった。

新品よりもずっといい。
まさに。