臨月日記 35週6日 -母乳開通を目指して

明日から臨月に入る。この機会に『臨月日記』と題して、毎日なにかしらアップできたらと思う。“臨月”は本来36週0日からなので、今日の分は正確には1日フライングしている。

今日は母親学級に参加してきた。
母親学級とは、産院や保健センターが主催する妊婦向けセミナーのようなものだ。地域や主催者により色々な呼称のものが日々開催されている。産院によってはある回を夫婦揃って受けることを旦那が分娩に立ち会える条件にしてたりする(私が分娩予定の病院がそう)。そういった制限がなくとも、特に手探りのことが多い初産のプレママの興味を引くテーマが多いので、参加する方は多いと思う。今時はネットやSNSで具体的でかつ鮮度の高い情報が簡単に手に入るが、実際にお世話になる産院の方針や助産師さんのことを知れたり、質疑に丁寧に応じてもらえるのが、こういった直接出向いて話を聞く場ならではかなと思う。あとおむつ等の試供品やベビーアイテムのレンタルカタログをもらえたりするのが地味にありがたい。

本日私が参加した母親学級は座学方式で、助産師さんが主に以下のテーマで喋ってくださった。休憩含め全体で2時間で終了した。
・新生児の特徴
・母乳またはミルク育児のやり方

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赤ちゃんの両足首を握り持ち上げて、おむつを変えるあの仕草

たしか、サザエさんの原作漫画で目にしたことがある気がする。あれはNGなのだそうだ。実は少し前に旦那が育児本でその記述を発見して教えてくれた。そのときは理由は分からず(書いてあったのかもしれないが片手間に聞いていたのではっきり覚えていない)(旦那ごめん)、「ほーん、ダメなんだ〜」くらいに思っていた。今日のセミナーによると、とくに新生児の関節はまだまだ弱く、そのように持ち上げると痛めたり脱臼する恐れがあるそうだ。正しくは、おしりの下に手のひらを入れて持ち上げるべきらしい。おむつ替えは産後何百回と繰り返すので改めて知れて良かった。

母乳出る出ない問題

「果たして私は母乳が出るのか?」は妊娠してわりと早い段階から私の大きな関心ごとだった。とあるエッセイで母乳が出づらい場合の辛い体験を聞き及んでいたし、母親が赤子にお乳を与える姿は私の中で ザ・母親 の境地であり、憧れがあるのだ。

本日の座学では、母乳と粉ミルクそれぞれの特徴、母乳の開通を促すマッサージの説明等が聞けた。いずれもこれまでに書籍やネットで軽く聞き及んではいたが、マッサージの種類によっては陣痛を促してしまうものがあるというのが初耳だった。そういったものは正産期(37週〜)に入ってから施したほうが良いそうだ。なお今は粉ミルクも十分栄養豊富で、それぞれ長所短所はあれどほとんど母乳と比肩するらしい。

結論として、とりあえずは正産期に入ったらすぐマッサージを導入しようと思った。実はTwitter情報で、同じくらいの週数で既にちらほらと乳首から分泌物らしきものが発現しているという話を聞いていて、全く気配なしの私はそろそろ本格的に不安を感じていた。とりあえず焦りは不要・正産期まで残り1週間は乳首にはノータッチでいいと分かって胸を撫で下ろした。

なお現在5歳の姪っ子の母親である私の実姉に聞いたところ、母乳は産後出るには出たが、量が少なく足りない分を粉ミルクで補ったとのこと。姉妹でもどれだけ個人差があるか気になるところである。ちなみに姉は乳首マッサージは未導入だった。

全然本編から逸れるが、この産院、普段健診で訪れるときはBGMには耳当たりのよいクラシックが流れていることが多いのだが、今朝行ったらレディ・ガガの『Born this way』が流れていて驚いた。胎教には曲調が少し激しい気がするし、歌詞の和訳をググっていただければわかるがこの場で流すにはヘビーにも程がある。

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