臨月日記 40週6日 -入院前、最後の夜

これを書いてる今は、正確には翌日である。表題の40週6日の夜は出来るだけスマホやタブレットから離れて過ごした。この日を最後に、ふたり水入らずで過ごす日はしばらくないと思ったからである。

この日、私は冷蔵庫の生鮮食品を使い切り、常備菜を3種作ってタッパに詰めた。生ゴミをまとめて翌朝捨てるだけにして、風呂上がりに洗濯機を回してギリギリの分まで消化した。こんなに準備ができる状況もありがたい。

そして夜は、普段通り旦那と家で晩ご飯を食べ、とりとめのないお喋りをして過ごした。普段、ウイイレ(プレステのサッカーゲーム、自分で作ったサッカーチームを使ってオンラインで対戦できる)が好き過ぎる旦那、試合中、白熱しているときに話しかけるとケンカの種になってしまうくらい没頭している。しかしこの日は食後プレステを起動さえせず、テレビもそこそこにお喋りした。もしも仮にこの日もウイイレをしてたら、それはそれで怒っていたと思うが。特に新しい話題もないのに、『いつもと同じだな〜』とか、なんなら『ひまだな〜』だとかお互い言いながらも、ゴールデンタイムを共にだらだらと過ごしてくれることにとてもありがたみを感じた。

夜、緊張して眠れないと思ったが案外眠れた。いつもよりお腹が張ってる気がしたし、ここにきて陣痛が..?と思うくらいまぁまぁ強めの痛みが続いていた気がするが、気付いたら寝付いていた。いつぞやの前駆陣痛らしきもののときを除いて、結局家にいる間私はずっと快眠だった。

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