見出し画像

Cura Arachne engine beta が公開されてるよ!

昼に新しい3Dプリンタが届いたので気にはなるんだけど、平日に開封するとメンドクサイことになるし、それ以上に気になる話題がでてきました。
はるかぜさんの記事で知ったのですが、とうとう Arachne Engine の β版が公開されました。

普段からスライスしたあとの軌道を見てて、なんとかならんかなぁって思ってたのです。でもα版だと何かと大変そうなのでβが出るのを待ってました。
githabのreleases ページの途中にインストーラがあります。

では、早速ためしてみよう~♪

一つ目はこちら。先日作ったダクトのノズル。
ねじというか螺旋部分の軌跡がイマイチだったのです。
左が v4.8 右が Arachne engine beta です。

画像1

とりあえず色が違う笑
色分けされて視覚的にわかりやすくなったのかな。でも、これってもともと似たようなのがあったような気がする。他の人の記事のイメージがこんな感じだったような。
開始点も出るみたいですね。
それよりも、シンプルな太いラインに変わったのが期待できますねぇ。
※同じ積層なんですが、画像の向きをまちがえたので上下が違います。
それと積層数が1増えてるので、何かが微妙に違うのでしょうね。
印刷時間はちょっと速くなってる。フィラメントの量が減ってるのはなんでだろう。隙間なく埋めるから増えると思ったのに。

はい、お次は自転車のチェーンカバーのアーム部分です。
強度が必要な接合部の印刷がイマイチだったので印刷時にひと工夫しないといけなかったのですが、これはどうかな?

画像2

うぉー!すげー!これはいい!
無駄なラインがまったくなくなってます。
そして、印刷時間が大きく改善してます。

いやぁ~、いいなぁ~こんなのが欲しかった。うれしい。

さて、印刷してみましょう。ほんとにイメージ通りに出きるかな?
あ、ちなみにβ版なので既知の不具合は既に残っています。
あんまり気にしません。設定値も気にしない。そのまんまでーす。
どうせ近い将来に替わるからあんまり深く追わないことにしましょう。

さて、印刷結果です。
うへ、なんかイマイチ。

画像3

裏面です。印刷ムラはたまたまなんだろうか・・・普段はこうはならないけど。

画像4

マクロレンズで拙者!じゃなくて接写!ニンニン

画像5

ここまでやって、はたと気づく。ノズルが0.6mm だったー!
この手の精度が必要な部品はせめて0.4mmでやらないと駄目よねぇ。
ちなみにこれはEnder3です。ノズル交換がめんどいからSM2で再チャレンジ。

追記
SM2で印刷しました。
ノズルΦ0.4mmなので、壁の数を増やしました。上のほうの接合部がいい感じになってるね!ぐる~っと回る円形のところは外側も内部も均一な線になってる。あぁ素晴らしい。

画像6

そうそう、すっかり忘れてました。SnapmakerにWifi転送するプラグインってのを入れてたんです。こんな感じで保存ボタンの代わりに送信するみたい。
でも、最初の1回目はSM2側の認証が必要なせいか、ぶっこけます。
2回目からはすんなり送信できました。サムネイルもばっちりよ!

画像7

できた!印刷速度は 50mm/sに下げました。SM2は速いのは無理みたい。
なかなか良いけど、もうちょいしっかり埋まって欲しいかな?
でも、これってマクロレンズで撮らないと気づかないレベルです。
やっぱ角っちょが丸くなるよねぇ。しょうがないか。

画像8

こちらは裏面。はい、きれいに埋まってますね。
積層ムラが多いのはSM2のせいです。
初期のメンテが必要なんじゃなかろうか。新車購入後のオイル交換的な。

画像9

総じて、おれの用途的にはβ版でも十分に使えます。
いやぁ、よかったよかった。
皆さんもぜひ使ってください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?