平均より上ってなんだろう

自分で言うのもなんだけど、昔から全般的に平均より上だった。
勉強も運動も芸術も
逆に言えば、すんごく得意なものや、すんごく好きなものもなかった。
全てがそこそこ楽しくて、その中でも得意だったものは割と好き、苦手なものはあまりやりたくない、くらい。
そんなこともあって死ぬほど努力したことがない気がする。
これを極めないと自分は勝負できるものがない!とか思ったことがないし、
これをクリアしないと嫌だ!!!と熱い向上心もあまりなく。
これができなかったら恥ずかしいな。人よりできててすごいって思われたいな。
っていうのが私の原動力だった気がする。
高みを目指すというより、ドベにならないように頑張るという。

そんな感じで中学受験も大学受験も就活も、たぶん人並みより少し頑張ったくらいでソコソコのところに。
でも思い返せばいつだって第一志望に落ちている。
私にとってちょうどいいのはココなんだ、と前向きに考えていたけど今思えば努力がやっぱり足りなかったのかな。

最近SNSが発達して、いろんな方向で自己アピールできるようになって、会社に入らなくたって商売ができるようになった。
友達が趣味や得意なことを仕事にしてSNSを活用してお金を稼いでいる。
SNSでは見えてこない苦労もたくさんあるのだろうけど、少なくとも私には好きなことを仕事にしてキラキラして見える。

私はいま会社をすごく辞めたい。
楽しい時もあるけれど目指すところがわからなくなっている。
私は何を目指していたんだろう?
平均より上の生活??
平均ってなんだろう??
私はいま幸せだと思って生きているのに、SNSでイキイキと過ごす友達をすごく羨ましく感じるのはどうしたらいいんだろう。
私には特筆する特技もなければ趣味もない。

#boyaki  
#sns
#エッセイ

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