庄屋は本当に悪いのか?
小さい頃には信じて疑わなかったことが、大人になって違う視点で見てみたら全く別の見え方がすることがある。
その1つが「庄屋は本当に悪いのか?」という話。
日本昔話などにしばしばこんな話が登場する。
あるところに小さな村があり、百姓は飢饉で途方に暮れている。
そこで庄屋のところに行き、今年の年貢は待ってほしい。
そして食べるものがないから米を少しだけ分けてほしいと懇願する。
庄屋は苦しむ百姓たちを目の前に、
「お前らに与えるものは何もない。年貢を払え」
と冷たく言い放つ。
困