見出し画像

通信制高校に通う子は「可哀想」なのか?

この記事を読んで「ほんまそれ」となりました。

--------------------------------------------------------------------------

昨年の秋に色々あり、我が家の娘は学校に行けなくなった。

その後さらに色々あり、当時通っていた私立高校から通信制高校に転校した。転校の手続きをしたのが今年の3月末。年度替わりの転校にギリギリで間に合った。いまは、通信制高校の3年生である。

転校を決めるまで、本当に大変だった。

高2から高3になるタイミング、おまけに私立進学校から通信制高校への転校だったので、勝手がずいぶん違い、オットもわたしも分からないことだらけでオロオロした。

それがどれだけ大変だったのか、を書くわけではない。

そういう状況の我が家が「可哀想」だと、なんともいえない憐憫のまなざしで見られることが多々あった。どんな言葉をかけていいのか分からない、という表情をされたことも。「進学校に行ってたのに、通信に転校して可哀想だったね」と言われたこともある。

ずっとそれに違和感があったので、野本さんの記事に「ほんまそれな」となったんだと思う。

今回は、その違和感の正体と、通信高校では「こんなことがありますよ」という実例について詳しく書こうと思う。

ここから先は

2,295字

¥ 200

この記事が参加している募集

子どもに教えられたこと

多様性を考える

大切な時間を使って最後まで読んでくれてありがとうございます。あなたの心に、ほんの少しでもなにかを残せたのであればいいな。 スキ、コメント、サポート、どれもとても励みになります。