#11 製麺会ありがとうございました!
前回の投稿から随分と間が空いてしまいましたが。
けっして「飽きた」とかではなく、なんとな〜く自分の中で「作りたい味」
どこかのお店のコピーじゃない「目指したいトコ」が見えて来て。
最近はそのブラッシュアップをしてました。
当然、絵面的にも文章にするにも「変わり映えのしない」ってね。
ま、そんなこんなで。ひとり家でコツコツとラーメン作りをしていたのですが、ひょんなコトから「厨房好きに使っていいから、1日ラーメン屋さんやってよ」という話が。
(その経緯や流れはワタクシのFacebook投稿へのコメントがキッカケでした→コチラ)
初めはあまり「ノリ気」では無かったのですが…
限定4人で定員いっぱいの我が家で楽しそうにやってるラーメン大会「もっと大勢の人にも分かちあえるようにしなさいよ!」って…せっかくの申し出に「後へは引けない状況」となり。
日取りも決まり…
当日の厨房オペレーションの確認も兼ねた「試食会」をやったり、システムを決めたり→コチラ
うわ〜なんだか「大ごと」になっちゃったぞ〜
仕込みも最初の打ち合わせの時点では前日だけの予定だったんだけど。
材料や製麺機など荷物一式を一回で運ぶのは無理だという事が判明して(車の運転が出来ないので)前々日から会場入りする事に。
というワケで3月19日、前日までツアーで帰京したばかりの疲れの残った状況で豚骨や小麦粉などトータル15kgにも及ぶ材料を買い出しして会場の「ニワコヤさん」へ。
この日は豚骨の下茹でと半熟味玉の仕込みに留めておきました。
翌3月20日は朝10時ぐらいから仕込み。
ひたすらスープを炊き、香味油用の背脂を別鍋で煮込み、煮豚やメンマのトッピングを味付けし。麺と製麺体験用の麺帯をとりあえずそれぞれ30人前ぐらい仕込み…ひとりで。
「趣味」と言いつつも、これは半ば「業務」の域ですなぁ〜
(ここから先の写真は全て頂き物です、全然撮ってるヒマなかった…)
とはいえ、心強い「助っ人」が。
なんとニワコヤのご近所さんで常連の「マリさん」って方が製麺機を持っていて、貸して下さると!
俺の製麺機一台で対応しきれるか不安だったので、ホント助かりました!!!
小野式I型の両刃が自家製のケースに入ってやってきました!
とはいえ、この日は俺ひとりだったので「宝のアレ」でしたけどね。
そして、さらに明日の製麺会には「心強い」なんてモンじゃない。スペシャルなゲストも来てくれる事になっていたのです!
こりゃ、楽しみだーーーー!
と、ここまで長々と書きましたが、ここからようやく製麺会当日。
12時スタートから逆算して9時にニワコヤ入り。
昨日8時間炊いた豚骨スープに煮干しや昆布、野菜類を加えて仕上げ「冷やしまぜそば」の具材を整え…
あ〜もう、この辺りからよく覚えてないや。
(会場では「のれん」の準備まで!)
とにかく、12時までに準備完了!
あいにくの雨模様でしたが、いきなり何人か参加者がご来場ーーーー!
記念すべき第1号の製麺体験者にレクチャー、この後は次の人へ体験者がそれを伝えるシステム。
と、いうのも。今回は製麺体験で作ってもらった麺を以前→コチラで紹介させてもらった「冷やしジャズ麺」で食べていただくシステム。
次から次へとできあがる麺を俺はひたすら厨房で茹でなくちゃなんない!!!
これがまたアレでして…
みなさんそれぞれ微妙に個性のある麺なんで、一度に鍋に入れて茹でられないのですよ。
それぞれの太さなど見極めて「これは何分茹でかな…」って結構大変。
次回は「てぼ」導入だな…って、やるんかい。次回。
とはいえ、今日初めて製麺機に触った人が同じような人に…「伝言ゲーム」の正確性はかなりヤバいものがあるワケでして。
「う〜ん、ちょっと困ったなぁ」と思っていたところに、ゲストの玉置豊さん登場!
この後「ゲスト」とは言いつつも製麺機レクチャーをすべてお任せしちゃいましたー
「申し訳ないな〜」と思いつつも、ご来場いただいたみなさんは「家庭用製麺機界のカリスマ」とも呼ばれる玉置さんから直々に教えてもらえるなんて貴重な体験が出来て良かったんじゃないでしょうか⁈
さらに「申し訳ないなー」と思ってたのは、誰ひとり知り合いのいない完全アウェーな状況に玉置さんを放ったらかしにしてしまった事(わりと「人見知り」なイメージだったので)
でも、いつの間にか「製麺王子」ってアダ名がついてて。みんなから「王子!」「王子!」って…気軽に用事を言いつけられる王子様。
というわけで、俺はひたすら厨房にこもる。
製麺体験者には自作麺での冷やしジャズ麺の他に俺が作った麺のラーメンをサービスする事にしてたので、ホント休みなし〜
こちらは同じ麺なので同時に茹でられます。
いつもは「化学調味料系」なんかもふんだんに使って「ラーメンらしいラーメン」を作るのですが、今回は場所がニワコヤという事もあって「限りなく」無化調に近いナチュラルなスープを目指してみました。
なかなか好評で良かったー!
そして、会は進みこちらで用意した麺帯からではなく「粉から製麺」の希望者も!
こちらのレクチャーも王子にお願いしちゃいました。
そして、自分で粉から作ったラーメン(スープは俺だけど)を召し上がる。
王子が「粉からレクチャー」をしてくれてる間はちょうど来てくれていた王子の製麺会常連、宮城マリオさんが製麺機の方のレクチャーをお手伝いしてくださいました。
ありがとうございます!
ご近所にお住まいのサックスの大先輩・片山広明さんも来てくれたんだけど…全然、話しできなかったなー!
12時にスタートして、来場者がちょっと落ち着いたのが16時過ぎた辺りだったか…
「もっと何か食べたーい」って人に麺を蒸して焼きそば作ったり、油そば、チャーハン…
王子が前日夜遅く取材先の大阪から帰ってきたにもかかわらず、定温調理器で8時間かけて作ったスペアリブをお土産に持ってきてくれました!
それをバーナー(持参)で炙って出す!
さらに、その定温調理器「Anova」も持って来てて、温泉玉子作ってくれて…
ジャズ麺とコラボ!
その後も製麺の手を休める事ない参加者のみなさん…
最後はニワコヤ店主たっての希望で「ラーメンの刺身」でシメ!
全部終わったのは何時頃だったでしょう?
せっかくご来場いただいたのに、ほとんど挨拶程度しか出来ず愛想ない感じになってしまったみなさん。
申し訳ない!
そして、もう「いなかったら完璧に立ち行かなかった」ぐらいお手伝い(というかメイン)して下さった「製麺王子」玉置さん、ホントありがとうございました!
さらに発案者であり会場を提供して下さったニワコヤ・笠原さんご夫妻。
あ〜「のれん」作ってくれたのぞみちゃん。
その他、関わって下さったすべてのみなさま。
ありがとうございました!
また、やる…かも⁈
※玉置さんもご自身のブログ「趣味の製麺」に当日の模様を書いて下さいましたー!→コチラ
スペアリブ、ごちそうさまです!
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