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SDGs担当の昨今の気付き〜日常に潜む思い込み〜

こんにちは。「Boundless Creative Studios」のYです。
私が所属する「Boundless Creative Studios」では、「SDGs」に対する世の中の関心を高め、より多くの人々をインスパイアすることを目指し、自社の「テクノロジー」「クリエイティブ」「多様な視点」を活かしたソリューションを通じて、パートナーの「SDGs」に関する取り組みや活動の支援を行なっています。

突然ですが、質問です。
2015年の国連サミットで「SDGs」が採択されてから早くも7年が経ちましたが、このnoteをご覧になっている皆さんは「SDGs」または、「サステナビリティ」というキーワードを聞いてどのようなことを最初に考えましたか?

「17の目標でしょ?最近TVでもよく聞くから言葉は知ってる。」
「10年以上前から浜辺の清掃を毎回行なっていたが、最近はSDGsな活動とよく言われる。」
「所属企業のSDGs推進担当になり、事業への落とし込みで苦戦している。」

当然ですが、知識・状況・立場によってそれぞれで考えることは異なり、なかにはビジネス目線と消費者目線で見方や考え方が変わる人もいると思います。

ちなみに私はというと?

「SDGs」に対して企業は自社の存在意義を考えながら、社会に対してどのように貢献できるのかを示す「パーパス経営」など、より実務的に社会課題への取り組みを行うなど1段階対応のフェイズが上がってきている。また、消費者も様々な媒体を通して「SDGs」または「サステナビリティ」というキーワードを認知し、学生に至ってはSDGsに関する授業は珍しくない状況で、「SDGs」は社会に広く浸透してきていると考えていました。

思い込みと現実のギャップ

「SDGs」は社会に広く浸透してきており、実践を伴う次のステップに進んでいると信じていた私ですが、「本当にそうなのか?」と見直すきっかけが、先日ありました。
SDGs関連のイベントに参加したのですが、そのなかでSDGs入門の講演が行われており、私は基礎的な内容なので数年前ならまだしも人気はないだろうと予想していました。
しかし、蓋を開けると、他の講演と比べても盛況な講演となっており、予想は大きく外れました。なかには世代の中でもSDGsに関して基礎知識を持ってると認識していた学生らしき人も多く参加しているのを目の当たりにし、自分自身気がつかないうちに、都合の良い形で情報を解釈(俗に言うアンコンシャス・バイアス)していたのではないかと認識しました。

このような思い込みは、場合によってはジェンダー差別・ハラスメントの原因にも繋がる場合もあるので、私事ですが改めて「人である限り思い込みは起こる」ことを自覚した上で、定期的に自身を客観的に見直す習慣付けようと思いました。

これは「Boundless Creative Studios」の取り組みにも言えることで、

近日「SDGs」に対する意識調査を予定しています

当社で「SDGs」に関する取り組みや活動の支援を行うにあたり、「SDGs」に対する「今現在の意識」を客観的なデータとして把握するため、近日、SDGsに関わる業務に従事するビジネスパーソンと消費者を対象とした意識調査を予定しております。
「SDGs」は社会全体において急速に意識変容している発展途上の段階だからこそ、今の状況を把握することで価値のある情報になると考えています。
また結果が出たらお届けできればと思いますのでお楽しみに。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。


*Boundless株式会社(バウンドレス)は、米国に本社を置くYahoo Inc.の日本法人です。

インハウスの専門チーム「Boundless Creative Studios」では、SDGsに対する世の中の関心を高め、より多くの人々をインスパイアすることを目指し、「テクノロジー」「クリエイティブ」「多様な視点」を活かしたソリューションを通じて、企業のSDGsに関する取り組みや活動を支援します。情報発信手法やコンテンツ企画・制作など、企業の取り組みに合った最適な統合ソリューションを提供し、次の世代へ繋ぐ社会づくりを後押しします。


クリエイティブスタジオ
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