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「テレワークだからできること」明るいテレワーク推進過激派からの一言

こんにちは。Boundless株式会社でパブリッシャーオペレーションとアナリティクスをしております N.Mです。今日はこの会社の多様性の一端として、こんな人もいるよ、ということをお伝えできればと思います。

<筆者プロフィール>
新卒で入った会社がブラック企業で心身を壊しかけたため3ヶ月で退職し、アルバイトで入社(入社当時は「AOLプラットフォームズ・ジャパン」)。堅実な勤務を続け正社員に至る。
いわゆる「デジタルネイティブ」世代。
会社勤めの傍ら、約10年間同人漫画活動ののち、2022年某社にてデビューし執筆を続けているオタク女。たまに色んなネットラジオ番組の準レギュラーゲストも務める。

突然だが、私はテレワーク推進過激派だ。
好きなものは効率と自由、嫌いなものは束縛と我慢。
人生で一番無駄な時間は通勤時間だと思っている。
弊社はコロナ以来、完全テレワークだ。元々弊社は週1程度テレワークデーを設けていたが、コロナウイルスが拡大してのここ約2年は、全面的にテレワークとなった。2年間テレワークで過ごした結果、「テレワークはいいぞ」という小話をさせていただければと思う。

時間の使い方の自由

まず、幸福度(クオリティ・オブ・ライフ)が明らかに上がった。
通勤時間の分、好きな活動に時間を割けるようになったからだ
※ちなみに通勤時間のみならず化粧や洋服を整える時間も含まれる。
まず、朝ごはんをしっかり食べるようになった。体操やジョギング、散歩なんかもするようになった。通勤が運動になると言ってる人もいるが、暗い顔した満員電車で、しかも行き先は毎日一緒、そんなんでは気が落ち込むばかり。疲れた日の翌日であれば二度寝したっていい。また、私は今年から漫画家デビューしており、朝のフレッシュな頭で漫画の作業を捗らせることもできる。人によるかもしれないが、私は朝型なので、朝の時間を自由に使えるのは影響が大きい。

勿論、退勤後もすぐ家事やリフレッシュなどの時間に充てることができる。1日の中で選択肢の増える時間が増える!
仕事の合間も、数分ちょっと休憩したい時※の選択肢が無限大だ。漫画のネタをメモしたり(インスピレーションは鮮度が命なので、これが地味にデカイ!)、YOUTUBEでダンス動画を流し運動したり、YOUTUBEで顔のリフトアップ体操をしたりしている。こういうのも人目がないからこそできることだ。私はお肌の曲がり角の年齢だが、これによってほうれい線がかなり薄くなった。


※ 余談だが 〜小休止のススメ〜

私はポモドーロテクニックの信奉者だ。簡単に言えば、数十分集中し、数分休むサイクルで作業すること。

以下の月刊総務の記事が、『「連続して60分」勉強を行ったグループよりも「休憩をはさんで15分×3(計45分)」勉強を行ったグループの方が、テストの点数が高いという結果』と示しているように、このサイクルで作業することは有用であると思う。私の体感としてもポモドーロテクで作業している方が能率が上がっていると感じる。


脳を積極的に休ませることの有用性について


人に中断されない

更に、私はプチHSP※ のケがあり、極端に人目が気になるタイプなので、一人で黙々と作業する方が捗ることも判明した。
(※ Highly Sensitive Person・・・生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質を持った人」。外部からの刺激を受けやすかったり、他者の気持ちに過剰に敏感になってしまうため、人より疲れやすい。)

先月、ここ2年間あまりにも家に引きこもっているのでカフェで仕事するのを試したが、ダメだった。私は人の気配すらストレスになり、作業に集中できなかった。
HSPに関係ない人でも、実は「テレワークの方が集中できる」人も少なくないだろう。というのも、オフィスにいる間は人から話しかけられ、作業が中断することが多いからだ。作業を中断した際、元に戻るのには20分ほど時間がかかると言われている。

この中断がなくなることで集中を持続できている感覚にある人も少なくないだろう。

要するに

私は幸いにしてIT系業種でバックヤード系の業務をしているので、PCさえあれば仕事ができてしまう。業務中不便を感じたことは全くと言っていいほどない。デジタルだとセキュリティ面で不安なのではという疑問視もされることがあるが、テレワークによるセキュリティ面での不都合も全く聞かない(これはIT部門の皆さんのおかげ!)。むしろ先に挙げた通り集中力が上がりオフィスに通っていた頃より生産性が上がっていると感じる。
会社にとってもオフィス代が削減できるし、オフィスがあるのが当たり前だったという昔の「常識」を疑い、改善できる道を創り出すのが良いと思う。それこそが働き方改革というものだと私は思う。

出勤したい派はこう言うけれど

出勤したい派の人の話でよく出てくるのが、「対面で密度の高いコミュニケーションが生まれる」という点だが、私は親密度の上昇のために対面での会話が必須とは思わない。私は漫画活動において、同人時代も含めこの約10年、ネット友達がたくさんできたが、彼らの大半は対面で会ったことはないが、とても仲良くさせてもらっている。
もちろん対面でこそ伝わる情報ー空気・表情というものもある。メールではなく口頭でのコミュニケーションの目的は、メールではわからない細かい認識すり合わせや、双方の温度感を読み取ることだと思うが、それには表情や声はビデオ通話で十分ではないだろうか。それ以上なんの空気を読み取れというのかと私は思ってしまう。

また、彼らがよく言うのが「オフィスでの立ち話によって普段業務で絡んでない人と話せる」ということだが、雑談したいなら普通に気になる人にメッセしてオンラインで話せばいいじゃん。そこの勇気を出しなさいよ!!!遠慮しなくてよくない?
まあ偶発的会話の方が思わぬイノベーションになるかもというのは確かかもしれないが、そもそもオフィス内での立ち話が必ずしもイノベーションに繋がるとは限らない。多くの場合は単なる気晴らしに過ぎないだろう。それならば、通勤時間が減った分脳のリフレッシュができ、そこからアイデアが浮かぶこともあるだろう。つまり、「対面会話から生まれるイノベーション」と「リフレッシュ時間が長くなったことで得られるイノベーション」、可能性としてはトントンなのではないの?

デジタルがもたらす自由を享受しよう

飲食店、物流など物質を扱う会社さんは仕方ないが、IT系などデジタル主体の会社ならどんどんテレワークが増えればいいのに…。しかしこの精神はまだまだ世間的には理解してもらえない。
勿論出勤した方が生産性が上がる人は出勤した方がいいと思うが、「必ず出勤」という文化ではなく、「出勤か、他の場所での仕事か」を自由に選択できる世の中になるといいなぁと思う。

そして、弊社の良いところはきちんと仕事さえしていれば仕事以外の面では特に言われない環境。こんなハミだしモンの精神の者が会社公式noteを書いている時点でお察しだと思うが、こんな者も受け入れてもらってるよ!(これからの時代は私のような人増えてくと思うけどね!)
私なぞもっとこの精神を先に進めて、そろそろ地方に引っ越そうかなとか目論んでる!東京の家賃高過ぎて無駄だから!「オフィスにいないと仕事できない」という思い込みを外すことで、こんな選択肢だってできちゃうのだ。
ビバ!!!!!デジタルの恩恵!!!!!!!世の中みんなデジタルの恩恵をもっと使っていきませんか!?!?!??!???!!!!


*Boundless株式会社(バウンドレス)は、米国に本社を置くYahoo Inc.の日本法人です。

Boundlessはグローバル企業として、お互いのロケーション、時差、文化をリスペクトしながら、世界中にいるチームメイトと国籍を問わず共通の言語を用い、互いを理解し合える仕事環境を作ることに注力しています。テレワークはもちろん、対面も含めた両面の良さを持ったハイブリッドな環境を提供し、社員の柔軟性と多様性を尊重する、それが強みだと考えています。これからも様々なBoundless社員の声をお届けします。


サステナビリティへの取り組み
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