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bosyu cafe #mangaチャンネル住人のおすすめ!ほっこりする漫画10選

生産性、効率化、詰め込まれた授業…毎日せわしなく時間が目の前を通過していきます。目が回るようなスピードの中で生きていると、たまには足を止めて時間の流れから解放されたいと思いませんか?

今回は、そんなあなたにぜひ読んでもらいたい至極の「ほっこり漫画」をご紹介します。「まあまあ、座っていっぷくどうぞ」と差し出されたあたたかいほうじ茶のような一冊を見つけてもらえるとうれしいです。

1.シガレット&チェリー

純粋な後輩くんと、美人で芯の通った先輩との学生生活が描かれています。ひとつひとつのエピソードが日常生活のなにげない一コマなのですが、二人の距離が縮まる様子を見ているとキュンとします…。恋模様だけではなく周りの人たちとの暮らしや、想いの重なりを見て微笑ましくなっちゃう作品です。(おすすめ人:矢野健太郎さん)

2.ざつ旅-That's Journey-

副題にもある「That's Journey」が軸になった作品です。なにもかも投げ出して「ああ、どっか行っちゃいたい…」っていう心の叫びをリアルに表現してくれたありがたい内容。行き先も気取らず、「ちょっとそこまで」的な遠出からガチの旅行まで行き先も相棒も雑多です。筆者も旅ができるようになったら行きたいけど、案外これ読んで気が済んじゃうかも(笑)というユルさが好きです。Twitterと連動しているのも面白いです。(おすすめ人:めろたん)

3.おじさまと猫

「…そして2人は幸せに暮らしましたとさ。」というおとぎ話の「その後」を描いたようなお話です。家族が増えるって、人でも動物でも結構大変。それでも一緒に過ごせる濃密な時間がかけがえのない思い出になるのも事実。飼っている人も、飼いたい人も、読んだらふくまるちゃんのように、ゴロゴロしちゃうこと請け合いです。悪者が出てこない、というのも読んでてうれしいポイントです。(おすすめ人:ちわわさん)

4.働かないふたり

「真剣に遊ぶ心」を持った兄妹の物語。私たちも実は奥底に持っている、集中力とか、直感、素直さを、この2人は大人になっても持ち続けていて、その行動力とか価値観に町の人や友だちが影響を受けて、少―しずつ変わっていく。生活の中で「足りていること」に気づくだけで、こんなにも自由にのびのび生きられるんだなあ、働かない選択肢もありか…なんて思いながら読んで、スカッとして、明日も働こう!と思う1冊です。(おすすめ人:子育てとーさん)

5.大きい犬(スケラッコ)

タイトル通り、犬が主人公で、魚肉ソーセージをペロッと食べるシーンが個人的に好きです。コミックに収められた他の作品どれも心あたたまるストーリーですが、焚き火のような暖かさというよりも、ぬくいカイロをポッケに入れて雪道を歩くような感じ、読んだ人自身の経験や想像を掻き立てる、余白の多い作家さんでとっても大好きです。(おすすめ人:ちえさん)

6.えびかわ町の妖怪カフェ

心に寂しさを抱えながら、それでも人や妖怪に寄り添う主人公の少女の健気さと、妖怪たちのやさしさが心に染みる作品です。どこか懐かしい田舎の風景も作品の雰囲気をゆるりとさせて癒されます。毎日タスクに忙殺されている方に読んでもらいたい!とくに13話「神様の自分探し」では、神様も自分がわからなくなることもあるんだなってちょっとホッとします。(おすすめ人:うつぎけいこさん)

7.cowa

ドラゴンボールで有名な鳥山明大先生が、ドラゴンボールの連載後に書いた作品です。主人公はオバケの街の住人で、門限は夜明けまで。1話完結なので絵本感覚で読めてしまうのもオススメです。ほのぼの感が満載のギャグタッチアドベンチャー。学校帰りに友達と寄り道したり秘密基地作ったりした感覚を思い出します。子どもの頃に冒険にでるってこんな気持ちだったかもね。(おすすめ人:Take.Yamaguchiさん)

8.のんのんびより

タイトルからも癒されそうな作品ですよね!全校生徒5人の分校が舞台の漫画で、学年がバラバラ、授業は自習形式という自由さです。道を牛が歩いていたり山菜採りしたり田舎ならではの話があって癒やされます。季節の移り変わりと共に田舎の景色や登場人物たちの遊びが描かれているので、田舎暮らしを感じられるかも。いつも時間に追われている人はこれを読んで時間の速度を落としてみるとよいかもなのん。(おすすめ人:Akiさん)

9.ゆうべはお楽しみでしたね

タイトルがおっ?となりますが、中身はちゃんとほっこり系作品です(笑)オンラインゲームで知り合った男性(ネカマ)とギャル(ネナベ)がルームシェアすることになった話。胸キュンというよりはドラクエⅩ上で繰り広げられるゲーマーたちの日常を垣間見えます。ヒロインのゴローさんはドラマ版でドラクエ好きの本田翼さんが完コピしているのでドラマも一見の価値ありです。(おすすめ人:たけるさん)

10.悪役令嬢転生おじさん

次にくるマンガ大賞4位受賞作品です。主人公の屯田林憲三郎(52)は交通事故で娘がお気に入りの乙女ゲームの悪役令嬢に転生してしまいます。50過ぎのおじさんが長年のサラリーマン経験を活かして異世界の学園生活を送っている姿にほっこりします。「計算の桁間違いを見つけるためにはまず9で割ってみる」は私も勉強になりました。実は、作者はコロコロで『機獣新世紀ゾイド』を連載していた上山道郎先生です!(おすすめ人:にしだゆいさん)

Twitterで掲載していた初期のストーリー↓

連載し始めてからリメイクしたストーリー↓

おわりに

ほっこりできる10作品をご紹介しましたが、気になる作品はありましたか?

読書の秋。ほっこり漫画の世界へ足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。このnoteが、忙しいあなたの深呼吸のきっかけになりますように✨

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編集後記

- ほっこり漫画note企画に参加して
今回のnoteは、bosyuのSlackコミュニティ「bosyu cafe」内の漫画好きが集まる#mangaチャンネルの住人である、ゆいさんとちえさんにご協力いただき、Twitter担当のbosyuさんと3人で協力して仕上げたnoteです。

「ほっこり漫画を教えて!」bosyuをだし、応募してくれた方(上記でおすすめ人として紹介している方)と、漫画好きのおふたりがコミュニケーションしながら記事を執筆してくれました。誰かがお気に入りの作品を見つけ、心をあたためて、明日からの活力につながるきっかけになればうれしいです。

(bosyu cafe ほっこり漫画企画チーム:ちえ、ゆい、bosyuさん)

ちえさん
bosyuさんからDMで声をかけてもらった時には想像もしていなかった、1ヶ月を過ごすことができました。本当にうれしかったです、ありがとうございました。漫画との出会いは小学校1年生の時に、近所のバザーで出会った「キャプテン翼」の1~10巻でした。今回インタビューさせていていただいた4名の方々と「20-30分」と決めていたのに、共通する作家さんや、コミックアプリ、作品の話をしていたらあっという間で、すごく楽しかったです。同じクラスにいてくれてたらなあ、と思う濃さとユルさに、ほっこりしました。読書の秋、コミックもいいですよ。
ゆいさん
小さい頃から漫画が好きでよく読んでいたのですが、最近は忙しくてTwitterやPixivを徘徊するくらいでした。この企画をきっかけに今まで自分が読んできた漫画を思い出したり、教えてもらった漫画を自分でも読んでみたりして、あらためて漫画は忙しい時間をリセットしてくれるな~と感じました。自分が好きなものを語るのって楽しいですね!また参加したいです。
◆bosyuさん(bosyu公式Twitter担当)
bosyuカフェ #mangaチャンネルの住人さんの漫画愛に気付き 、おすすめをまとめたいと思ったものの私は漫画初心者。そこで、一緒に書いてくれる人をbosyuし、今回ゆいさんとちえさん(他のbosyuに応募してくれてたけど、ご一緒したくてお誘いした)に出会いました。Slackのやりとりだけで完成させた記事ですが、3人にはゆるい絆がうまれ、やりとりはとても楽しい時間でした!サムネイル画像「温泉に入る猿=ほっこり」もSlackのやりとりから生まれた案です♨️ ゆいさん、ちえさん、おすすめ漫画を教えてくれたみなさん、ありがとうございました🙌

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