ほしい!と言われる、bosyu流ステッカーのつくり方
こんにちは、bosyuさんです。昨年作ったbosyuステッカー、今だにほめていただくことが多く、お渡しするとSNSにアップしてもらえたり、PCに貼ってもらえる率が高い気がしています(嬉)
シールをお渡しした方のインタビュー記事を読んでいたら、映り込んでたPCに「bosyuステッカー貼ってる!」と気づくことも。(うれし泣き)
そんなbosyuステッカーは、ユーザーさんにアンケートをしたり、デザインや素材にもこだわりがたくさん。今回は、完成までの過程を振り返りながらまとめてみました。
つくる前に考えたこと
このステッカーを作るきっかけは、RubyKaigi 2019へのスポンサー参加。エンジニアさん向けのイベントで配ることが目的でした。当時は、bosyuが生まれてちょうど1年。ステッカーを受取る人がサービスを知らない前提で、”ステッカーをきっかけに、bosyuを認知してもらえる”ようにしたいと考えました。
(ちなみにわたくしbosyuさん、前職で販促物をつくる仕事をしており、4社連続でシールを作っています。笑)
代表の石倉からも「SNSで拡散されるデザインがいいな」と要望をもらい、ステッカーについてをまず考えたのは、こんな感じ。
▶︎ やりたいこと
- SNSにアップしたくなる、ひとひねりあるデザイン
- bosyuを知らない人にもサービス内容が伝わること
▶︎こだわりたいこと
- bosyuカラーの黄色(特色指定したい)
ここでデザイナーさんに依頼しようか迷いましたが、丸投げすぎるやろ…と立ち止まり。前職までの経験で、プロジェクトや役割によりますが「素人が無理に案だしせずプロに任せ、進行管理に徹した方がいい時」と「ある程度自分の意見をもって相談した方がいい時」がありました。
bosyu社の場合は、みんながサービスのことを考え意見を出し合う社風。今回は後者だと思い、もう少しイメージを深めてみることにしました。
形とサイズ感を決める
まず「bosyuのシールどんな形?」…と想像して、思い浮かんだのはこの3種。(デザインツール使えないから、スクショでイメージ集めたw)
個人的には「丸型b」がかわいいけど、「bosyu」とサービス名が明記されてる方がいい🤔?考えるほどに正解がわからなくなり。そこで、Twitter担当の強みを活かしてユーザーさんに聞いてみることに。
ステッカー作りを予定していること&上の3種の形候補を投稿しつつ、そのリプ欄でアンケートを行いました。すると、150件近い回答が!!(当時、Twitterアンケートで20回答集まればよい方だったので、みんなステッカーに興味があることを再確認。)
結果、ユーザー/フォロワーさんは、丸か長方形をほしいと思っていることがわかりました。
次に、迷ったのはステッカーのサイズ感です。大きさで見積もり額もデザインも変わるし…ということで、貼りたい場所をまたアンケート。
サービスのステッカーを貼るなら、PCかスマホだろうと思ったので実質二択の質問にしました。「こどもにあげる」はなんとなくステッカー欲しいけど、PCなどには貼らない派の方の回答をイメージしています。
結果は、圧倒的にPCに貼るという結果。もう少しスマホが多いかと思っていたので意外でした。コメント欄にはその他の貼り場所で、ノート・車という声もいただきました。
デザイナーに依頼
ある程度やりたいことが固まったので、ステッカーでやりたいことやTwitterアンケートの結果を共有しつつ、できれば「丸b」も「長方形bosyu」も両方取り入れたい要望と共に(※丸と横長を並べただけのデザインは、素人目にダサそうだった)、当時のbosyuデザイナーレオくんに打ち合わせ&依頼。
そして数日。あがってきた案がこちら。
TwitterのUIぽいデザインになってる…かわいいいい!!😍
レオくん曰く、エンジニアさん=ダークモードの画面が多いので、最初は黒背景で提案してくれています。(※最初はエンジニアが集まるイベントで配る用だった)でも、非エンジニアのbosyuさん的にちょっと違和感だったので、みんなにも相談して白ベースにすることに。
デザインの過程では最初、旧ヘッダーでもある↓このデザインをステッカーにできないか考えたそう。
そのうち『bosyuはSNSが主戦場で、OGPが目立つサービス。タイムラインがステッカーだったらbosyuぽいのでは?』と思いついたんだとか。
メンバーに意見をもらう
次に、そんなレオくんの天才かわいいデザインを、bosyuチームのSlackにまずUP。意見をもらい、その後、個別でさのまるとあぐりちゃんとに感想をきいてみました。
ふたりは、bosyuさんが何かあるごとに相談している社内の仲良しさん。ユーザーさん目線とbosyu的なサービス目線をバランスよく、本音で意見をくれる頼れる存在です。すると、また素敵なアイディアが…!
デザインは最初のラフだったので、RTに適当な数字が入っていました。隠しコマンドという案からヒントをえて、RT4・いいね16にして、bosyuのサービスリリース日である4月16日をひそませることに。
さらに遊び心で、Twitterでいうツイート日にあたる部分は、RubyKaigi 2019(ステッカーを作るきっかけになったイベント)の初日にすることにしました。
手前味噌ながらこのデザインのいいところは、「丸b」と「長方形bosyu」の両方が自然に組み込まれているところ!!QRコードも違和感なく、いい感じです。
1枚で4種類の貼り方を楽しめる仕様で、丸b、長方形bosyu、TwitterのOGPの部分、まるごと貼るとTwitterのタイムライン風になっています。(上の画像の赤線はシールのカットライン)
さらに「丸b」はMacのPCのりんごマークの凹みにフィットするサイズなのもポイントです。(機種によってりんごのサイズに個体差あり)
シールの素材選び
前述したように、前職で色んなシールを作っていたbosyuさん。すぐ剥げたり、安っぽい素材を選ぶくらいなら、予算内で枚数を減らしてもいいので、ある程度の質のに仕上げたいと思っていました。
そこで、信頼するステッカー制作の会社さんに相談しました。
相談したこと
1.PCやスマホに貼る想定。持ち歩いても表面が汚れないこと
2.剥がした後、剥ぎ跡がびりびりに残らない素材
3.持ち歩いても剥がれないけど、剥がす時はできるだけきれいにとれる糊(矛盾するけど)
その結果、予算や枚数を調整して決定したシールの仕様は下記。
・ユポ紙
紙とフィルムの良さを兼ね備え、耐水性/耐久性のある素材
・ツヤPP貼り
汚れ、色移り防止。(マットPPもあるけど、ツヤの方がbosyuぽいなと)
・印刷色
4色分解+黄色は特色(パントーン指定)
ただし、いいねの❤️などは変に色がくすまなければ、こだわらずお任せ
・シールの糊は強粘着
最終入稿して、できあがったのがこちらです!
かわいくできて大満足😊♩
ステッカーのUGC
ステッカーを貼った様子をTwitterにあげてくれたみなさまをご紹介。(掲載許可をいただいています)ダイナミックにまるごとPCに貼ってくれた人から、釣具入れに貼ってくれた方まで。貼り方にも個性が現れます。ありがとうございます!!
さいごに
今回のステッカーがいい感じだったので、またステッカーをつくることになったら、若干プレッシャーですw が、ステッカーをお渡しするだけで「かわいい〜」と話のきっかけになったり、「貼ったよ!」と教えてくれたり。
SNSでも「ほしい!」と話しかけられることも多く、ステッカーがこんなにコミュニケーションのきっかけになるなんて。心をこめて作ってよかったと思いました😊
インターネットの世界も大好きだけど、リアルな"モノ"を作るのも楽しいので、これからも機会をみつけていろいろなbosyuグッズをつくっていきたいと企んでいます。
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